旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

科学的

2013年04月16日 21時50分56秒 | Weblog

興味がわく本が並べられている限り買い進む。

心理学系、たとえば岡田尊司著「アベンジャー型犯罪 秋葉原事件は警告する」(文春新書)、磯部潮著「人格障害かもしれない どうしてふつうにできないんだろう」(光文社新書)、以上の2冊に目を通すと心理学が科学の名に値するのかどうか疑わしくなる。

大竹文雄著「競争と公平感 市場経済の本当のメリット」(中公新書)は「競争社会が格差社会に向かうとき、復讐者が現れる。」、だから、働きやすさについて考えようと呼びかける。心理系の単なる分析よりも説得力に富む。

「科学との正しい付き合い方」の中級編で、内田麻里香は科学リテラシーは「疑う心」から始まると語り、科学的なものの考え方とは①考えが出せないことはペンディング(保留)にする。②「わからない」と潔く認める。③人に聞くのを恥ずかしいと思わない。④失敗から学ぶことだと指摘する。