旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

到着

2013年04月17日 21時35分37秒 | Weblog

べらぼうな応札がない限り落とすつもりでいた。今夜の9時過ぎに難なく落札することができた。前祝いに18の小さな鉢を買いそろえておいた。庭のスズランを鉢に植えてこの日曜に開催される「公民館祭り」で配る。喜びは皆さんと分かち合うものだ。

渇き焦がれた「ラートブルフ著作集 11巻中の7巻」を手に入れることができた。新本の定価が7冊で3万円を上回る。落札額はその1割相当を下回った。あとの4冊に5000円ほどかければ全巻がそろう。買うかどうかは先で決めることにしている。

「実定法と自然法」「法哲学」「法学入門」は何十年か前に図書館から借りて読んだ。初めての出会いでは、読んでもさっぱり意味が解らなかった。だから読んでいないも同様だ。キリスト教について知り、哲学に理解を深め、少々顔の皺も増えた。積み残した荷物を拾いに行くような心持ちで7巻の到着を待っている。


ラートブルフ

2013年04月17日 07時36分46秒 | Weblog

学生時代に買いたくても経済的な理由で買えなかった。ラートブルフという名と懐かしい装丁をみただけで渇きを覚える。ヤフオクの「ラートブルフ全集 全11巻のうちの7巻」(東京大学出版会)に応札した。

『ラートブルフ著作集01 -法哲学』
  • Tr:田中耕太郎 Pb:東京大学出版会
  • 1961
『ラートブルフ著作集02 -法哲学綱要』
  • Tr:山田晟 Pb:東京大学出版会
  • 1963
『ラートブルフ著作集03 -法学入門』
  • Tr:碧海純一 Pb:東京大学出版会
  • 1961
『ラートブルフ著作集04 -実定法と自然法』
  • Tr:尾高朝雄/他 Pb:東京大学出版会
  • 1961
『ラートブルフ著作集06 -イギリス法の精神/他』
  • Tr:久保正幡/林深山 Pb:東京大学出版会
  • 1967
    • 「イギリス法の精神」Tr:久保正幡/林深山
    • 「法学的思考形式としての「事物の本性」」Tr:久保正幡
    • 「国際関係における正義と衡平」Tr:長尾竜一
    • 「法的安定性についてのイギリスの学説」Tr:上原行雄
    • 「大陸学者の見た英米の法理学」Tr:碧海純一
『ラートブルフ著作集08 -社会主義の文化理論』
  • Tr:野田良之/他 Pb:東京大学出版会
  • 1961
    • 「社会主義の文化理論」Tr:野田良之
    • 「ゲーテの世界像における法」Tr:野田良之
    • 「階級法と法理念」Tr:山田晟
    • 「個人主義的法から社会法へ」Tr:山田晟
『ラートブルフ著作集 別巻 ラートブルフの法哲学』
  • The Author:尾高朝雄 Pb:東京大学出版会
  • 1960
    • 「ラートブルフの法哲学」 尾高朝雄
    • 「ラートブルフの人と作品」 碧海純一
    • 「ラートブルフ年譜」
    • 「ラートブルフ文献(外国語)」
    • 「ラートブルフ主要著作解題」
    • 「日本におけるラートブルフの研究文献」