3月の人出の少ない日に お彼岸のお参りに行き
いつものように その後京都府立植物園に行った時
カワセミソウが こんなに増えていてビックリしました 😲
カワセミソウは 1998年5月に 京都市中のサギゴケが群れ咲く中で発見され
2008年に新種として認められた 京都固有種のサギゴケ属の仲間です。
絶滅させてはいけないと府立植物園で大切に保護されているのがよくわかり嬉しかったです
2~3日前に行かれた方も たくさん咲いていましたと喜ばれていましたので
ご興味がある方は 見に行かれると楽しいかと思います 😊
カワセミソウ(翡翠草) (サギゴケ科サギゴケ属) ←ゴマノハグサ科より独立
花言葉は 不明です。
カワセミソウは 上唇2裂・下唇3裂は ムラサキサギゴケなどと同じですが
長い筒状の花冠と下唇にある隆起帯が4本あるのが特徴です。
この花を見て カワセミソウと名づけようと思われた
発見者の方(当時高校の先生をされていた方)に拍手したいです~~
私の写真では そっくりさんですね~~とならないかもしれませんが~~ 🙇
カワセミさんの写真です Σ^)/
カワセミソウが発見されたのは
ムラサキサギゴケが咲いている所でした
ムラサキサギゴケは 下唇の隆起帯が2本ですので 比べて見ると違いますが
群生の中に違うものがあることを 私だったら気がつかないと思い
新種発見の偉大さにあらためて敬意を表したいと思いました
白い花のサギゴケも 今咲いています
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔) (サギゴケ科サギゴケ属) ←ゴマノハグサ科より独立
シロバナサギゴケ(白花鷺苔) (サギゴケ科サギゴケ属)←ゴマノハグサ科より独立
花言葉は 「あなたを待っています」「忍耐強い」「追憶の日々」
カワセミソウやムラサキサギゴケ シロバナサギゴケは
葡萄枝が伸びて地を這って広がっていきますが
トキワハゼは 葡萄枝が無く水平には広がらないで 縦に伸びて花を咲かせます
花も小さく 色も薄いので ムラサキサギゴケとの区別はしやすいかと思います (*´艸`*)
トキワハゼ(常盤爆) (サギゴケ科サギゴケ属)
花言葉は 「いつもと変わらぬ心」
ツタバウンランも 旺盛な繁殖力で目立っています
色が似ているのでサギゴケの仲間だとずっと思っていたのは 私だけかもしれませんが 🙇
ツタバウンランは オオバコ科の植物で 葉や茎にはポリフェノールが豊富に含まれていて
肝機能向上 美容効果 若返りなどに期待されているようです
ツタバウンラン(蔦葉海蘭) (オオバコ科ツタバウンラン属)
花言葉は 「遠い夢」
京都府立植物園では フタバアオイの花も咲いていました
葵の葉は 徳川家の家紋のモチーフにもなっていますし 5月の葵祭りにも使われる大切な葉です
京都では年々減少していく葵の葉を育てるために 島津製作所さんが中心となって【葵プロジェクト】を立ち上げられ
葵を育てていらっしゃいます
葵祭で使われる葵の葉は およそ7500枚と言いますから 皆様のたゆまぬ協力がなければ
歴史あるお祭りの存続にも影響するのかもしれません。
フタバアオイの花は
葉の下に 俯いてひっそりと咲いていました 🌱
花弁は無く お椀のようなガク片に守られるように蕊があります
フタバアオイ(二葉葵) (ウマノスズクサ科属)
花言葉は 「穏やかな愛情」
葵祭も 今年は4年ぶりに行われます
5/15の時代行列に総勢500人の方たちを飾るのが 桂の小枝に二葉葵の葉をからませた【葵桂】です 🍃
葵桂は お祭りの装飾品というだけでなくお守りでもあり 葵祭には欠かせないものになります
カツラの木にも 花が咲き始めていました 😊
赤いリボンのような花は雌花になります。 花弁もガクもありません。
様々なことが コロナ禍前に戻っていくのは嬉しいことですが これが本物であって欲しいと
インバウンドの波が押し寄せているのを感じながら思っている季の花です~~ (*´艸`*)
(コロナ前は 中国語が街に響いていた大阪ですが 今はインド人の方の方が多い気がします)
今日も拙いブログを見てくださいまして ありがとうございました 💖