朝 涼しいというよりも 寒くて目が覚めました
昨日 北海道旭岳の初冠雪のNewsも届きました。去年より1日早い初冠雪だそうです
散歩道の路傍の花 オオニシキソウの果実も紅くなっていました 🌱
果実が錦の紅葉のように美しく紅くなることから 大錦草と名づけられたと言いますが
もともとは ”二色草”だったという説もあるそうです (*´艸`*)
オオニシキソウは 高さが20~40㎝程の草で 枝先に杯状花序がまばらにつき
雌花の3個の花柱が開き 受粉すると雄しべが出てきます。
白いのは花びらではなく 線体の付属体になります
オオニシキソウ(大錦草) (トウダイグサ科トウダイグサ属)
花言葉は 「数は力」「変わらぬ愛」「地味」「密やかな情熱」
コニシキソウは オオニシキソウとよく似ていて 並んで咲いていることも多いので
同じ花のように見えますが 名前の通り 大きさが違います (*´艸`*)
オオニシキソウは 草の高さが40㎝位ありますが
コニシキソウは ほぼ立ち上がることなく 地をはって広がっていきます
そして 葉っぱの中心に斑紋が目立つのは コニシキソウの方が多いです。
葉っぱの斑紋が無いタイプもあるのは オオニシキソウと同じです。
花は オオニシキソウと同じく杯状花序で 花びらのように見える白いのは付属体です
コニシキソウ(小錦草) (トウダイグサ科トウダイグサ属)
花言葉は 「ピンチがチャンス」
トウダイグサ科は 300属7500種以上もあるという 大きな一族ですが
路傍のトウダイグサ属の花たちは それぞれが独立路線を走っているようで面白いです (*´艸`*)
葉がエノキの葉によく似ていることから名づけられたという エノキグサもトウダイグサ科です
茎の上部に 穂状に伸びる雄花と その基部に編み笠のような総苞に抱かれた雌花が咲きます。
時々 雄花穂の上に雌花が乗っているものもあったりして 笑ってしまう時もありますが~
種子が出来ると種枕がついて
その付属物エライオソーム(脂肪酸 アミノ酸 糖分等を含む)を目当てにやってきた蟻さんが種を運び
エノキグサは子孫を増やしていくというシステムが出来ているのだそうです 🐜
恐るべし 万物の創造主たち… です
エノキグサ(榎草) (トウダイグサ科エノキグサ属)
花言葉は 「愛撫」
クワクサは トウダイグサ科ではありませんが
トウダイグサ科にも負けないくらい個性的ですので 今日の投稿に加えました~~ (*´艸`*)
葉っぱが 桑の葉に似ていることから 桑草と名づけられたクワクサは
花が咲いても蝶がとまることもなく 地味にひっそりと咲いている草ですが
実は 人間に愛でてもらわなくても 蝶に受粉してもらわなくても
立派に自立して 子孫を増やして生きている植物なのです 😲
クワクサの花は 茎の根元に 雄花と雌花が咲きます
白い花が雄花です。
赤い糸のように見えるのが雌花の柱頭です。
この雌花の柱頭が伸びてきたのを見て 雄花は雌しべへ花粉を飛ばし受粉します
そして 果実が出来成熟すると また その時も自力でピューンと種子を飛ばすのだそうです
蝶さんや鳥さんや蟻さんの力を借りることなく
(もちろん 環境や太陽の恵みや水の恵みは受けながらですが)
受粉から子孫を残すまでを 自力で生きるクワクサです
クワクサ(桑草) (クワ科クワクサ属)
花言葉は 「ひっそり」
「クワクサさん 偉いわねぇ~~!
偉いけど~~ いつでも私たち お手伝いするのに~~ 」と
ジニアで吸蜜中の ツマグロヒョウモン(♀)さんが つぶやきました 🦋
「十人十色 蝶も色々 花も色々でいいんじゃないの~~ 」と
ツマグロヒョウモン(♂)さんがつぶやいたような… 気がしました~~
違うから楽しい事がいっぱいあって~~ 興味深くて面白くて~~
やっぱり散歩はやめられないと思う 季の花です~~
今日も拙いブログを見てくださいまして 有難うございました 💖