今日は 二十四節気の【小寒】
いよいよ 一年のうちで最も寒い季節に入ります
夜明け前が 一番暗いように 暖かい春になる前が 一番寒いのも 自然のプロセスなのかもしれません (*´艸`*)
寒さを 密かに待っていたのは イソギクでした~ 🌼✨
イソギクは 晩秋に 千葉県~紀伊半島の太平洋沿岸の岩場に自生する花で
蕾のまま 気温が低くなる季節を待っています ✨
イソギク(磯菊) (キク科キク属)
花言葉は 「感謝」「清楚な美しさ」「大切に思う」「静かな喜び」
11月ごろに生まれた蕾が 花開き始めたのは 12月に入ってからでした 🌼
イソギクの花は 過酷な環境に耐えられるよう 花びらを持たない筒状花のみの花です ✨
葉の縁が白く見えるのは 葉の裏側の白色が反り返っているのが原因のようです~ (*´艸`*)
イソギクの 葉っぱの裏側がよく見える個体がありました~ 🍃✨
この白色が 葉の表をパイピングのように包んでいるようですが
葉を 海風や荒波から保護しているのでしょうか~~
葉の縁が白いのは イソギクと同じで
黄色い頭花の周囲に 花びらのような舌状花を持つのは
ハナイソギクと呼ばれる イソギクの仲間です 🌼✨
ハナイソギクは イソギクと近い場所で咲いていることが多いですが
イソギクが その昔 花弁を持っていた時の遺伝子を受け継いでいるという説と
イソギクと イエギク(家菊)の交雑種という説 どちらかではないかと 考えられているそうです
ハナイソギク(花磯菊) (キク科キク属)
花言葉は 「清楚美しさ」「精一杯の笑顔」
ノジギクは 1884年に高知県吾川村にて 牧野富太郎先生によって発見され
1890年に ”野路菊”と命名された 日本在来種の菊で栽培菊の原種の一つと言われています 🌼
ノジギク(野路菊) (キク科キク属)
花言葉は 「真実」「高潔」「高貴」
アシズリノジギクの葉が ほんのり紅葉し始めていました~~
アシズリノジギクは 高知県から愛媛県の海岸で自生している ノジギクの変種で
特に足摺岬で多く見られたことから ”足摺”と付けられたそうです
アシズリノジギク(足摺野路菊) (キク科キク属)
花言葉は 「可愛い」「清楚」「真実」
キクタニギクも 咲いていました 🌼✨
キクタニギクは 黄色い舌状花を持つ野菊で 別名”アワコガネギク(泡黄金菊)”といい
もともとは 京都東山を流れる菊渓(菊谷川)に自生していたそうですが
開発の影響もあり 東山一帯で絶滅してしまったようです。
その後 復活させようという取り組みも始まっているようですが…
各地で 外来種が入って来ているとも言われていますので…
正直なところ ドのつく素人の私には もともとの花と外来種との判定は無理ですので~~ 😢
原種のキクタニギクでない場合は どうぞお許しください~~ と 書いておきます 🙇💦
キクタニギク(菊渓菊) (キク科キク属)
花言葉は 「寄り添うように」「押し合わないで」
ダルマギクは 主に日本海沿岸の岩場に自生する 海浜植物になります
ダルマギク(達磨菊) (キク科シオン属)
花言葉は 「打たれ強い」
名前の”ダルマ”の由来は
葉っぱがふっくら丸いところから名づけられたと言われていますが…
写真を撮っている時 可愛らしいダルマギクの綿毛を見て
このふっくら丸いところも ダルマさん的かもと思いました~~
舌状花が スプーンのように筒状の花びらの
チョクザキヨメナは ノコンギクの変種で 野菊の仲間になります 🌼🥄✨
チョクザキヨメ(猪口咲き嫁菜) (キク科シオン属)
花言葉は 「隠れた美しさ」「従順」「女性の愛情」
この冬の短い間に たくさんの野菊に会えたのは
冬が暖かくなったからでしょうか~~?
ただ単に 今まで気づかなかっただけかも? ですが~~
今日も拙いブログを見てくださいまして 有難うございました 💖