♪マグカップ日和

  
桧原運動公園付近の

お散歩日記です。。

オオツルボ

2020-04-17 11:13:55 | 植物

 

 

漢字で書くと「大蔓穂」

大きなツルボという意味かなと思い「ツルボ」を調べてみると

ツルボ属という属の仲間らしいけど、

「ツルボ」と「オオツルボ」は全然似てない…

また、ツルボを少し大きくしたものに「オニツルボ」という

お兄さんがいる

じゃぁ「大、ツルボ」とはどこからきたんだろう..

調べてみましたがその先はわかりませんでした

 

学名の「シラー・ペルビアナ」も、ペルビアナとは

「ペルー産の」という意味らしいのですが

このお花の原産地は地中海沿岸とのこと

 

なんだか調べるほどに核心から遠ざかる結果と

なってしまいました…

 

こちらのそんなモヤモヤもどこ吹く風

ビビッドな紫が春の陽に美しく

輝いていました

 

 


木瓜の実

2020-04-15 09:48:11 | 植物

 

 

木瓜の実が実り始めていました

なぜだかわからないけど植物の造形は不思議と観るものをドキドキさせます

この形も、なにに似てるというわけではないけど妙にドキドキします

 

西瓜や胡瓜や南瓜といった「瓜」と名の付く植物はいっぱいありますが、

それではなぜ梅のような可憐な花を咲かせるこの木が「木瓜」なのか

答えはその実にありました

この画像はまだですが、秋に色付きはじめる木瓜の実は瓜のような形をしてるのですね

そこから「木になる瓜」

 

秋に熟した実はジャムや果実酒として味わえるそうです

毎年、何かしら果実酒を作ってますが、今年は木瓜の実でひとつ仕込んでみようと思います

 

 


ムラサキケマン

2020-04-14 16:31:24 | 植物

 

 

近所のお庭で撮らせていただいたお花

「紫華鬘(ムラサキケマン)」

 

ケマンって何だろうと思い調べてみると

仏具にある飾りのことだそうです

 

和名を見る限り「ムラサキ ケマン」であってるようですが

このお花、「キケマン属」に属してるらしい…

 

キケマン属・・・

 

ということは読み方としては「ムラサ キケマン」?

百歩譲ったとして言い換えるなら「ムラサキ キケマン」じゃないと

整合性がとれないような…

 

他にどんな名前があるのか見てみると、シナノサラサケマン、ユキヤブケマン、シロヤブケマン etc.

こうして見てみるといっそ「ケマン属」でよさそうに思えてきますが、この他にも

ミヤマキケマン、ツクシキケマン、ナンゴクキケマン etc.

 

結局どちらもあり!というなんていうか

「言ったもん勝ち」な世界でした…


紫鷺苔

2020-04-10 14:11:14 | 植物

 

 

散歩道の途中にある田んぼの畦に

紫色の小さな花が咲いていました

 

「ムラサキサギゴケ」

 

苔と名がつくけど苔とは関係なく

地を這うように生息を広げるところが苔のようで

その名が付いたそうです

紫色をしたお花は、鷺というよりは

子どもの頃に見た宇宙飛行艇のようだと思いました

 

蛇足ですが、この花の雌しべがする「柱頭運動」は

見るものをかなりドキドキさせます..

 

 


八重の山吹

2020-04-09 10:16:28 | 植物

 

 

運動公園の駐車場の脇に咲いていました

八重咲きの山吹は雄しべがすべて花びらとなっているため

受粉ができずに実が実らないそうです

それをうたった和歌が後拾遺集にあります

 

 七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに 無きぞ悲しき(兼明親王)

 

いくら想いを重ねてみても実ることのない悲しい恋もある

と、勝手に解釈しています

 

子どもの頃、絵の具の中でどの色が一番好きかといえば

この「山吹色」が一番好きだったことを思い出しました