むかわの阿呆演劇日誌

演劇についての劇日誌やつれづれの演劇、映画の感想や日々のつぶやき。写真もあげます。

夏にみる。

2009年08月26日 11時41分35秒 | Weblog
夏が過ぎ去っていくなら、ふりかえり、後ろをみよう。

 いまはそんな気分。


 世界はなんなのか。


 いまの社会は世界をみていない。

 それは夢や希望や理想の上に成り立つ。もちろん、欲望も愛憎も。

 自分にとって、芝居をつくることは世界をつくること。

 現実への逃走。その内部に起こる暴力はただの感情暴発。想いの抑圧からの怒りなどではない。だから、怖い。それは壊すことにしか、到達がないから。

 壊しつづけ、傷つけというのが、他者との関係というのは錯覚。自己幻想の押し付け。想いが個々、まさに世界への想いがあっての傷つけあいが起こるのが、他者の存在を知ることの、自己幻想から関係幻想の広がりである。

 毎日がなにかすかすかでも追われている。

 夏の日差しがくっきりと影をつくり、汗だくに麦茶。そして、ひといき。ひとはそんななかでいきる。

 そんな夏の光景はひとびとがいきいきとするなかにで耀く。


 世界はなんなのか。


 それは夏の耀き。
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