むかわの阿呆演劇日誌

演劇についての劇日誌やつれづれの演劇、映画の感想や日々のつぶやき。写真もあげます。

求めよされば与えられん。

2010年05月07日 22時56分37秒 | Weblog
 年をとると、動けなくなる
 
 動くのがしんどくなる。そして、煩わしくなる。

 そんな自分。

 でも、そのままからどう転がすか。

 求めよされば与えられん。

 聖書のことばであるが、そこにひとがいる。
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時間という役者

2010年05月07日 11時10分19秒 | Weblog
 時間はたっていく。
 ひと知れずに動いている。
 時間というやつはいきものに生という喜びを与え、死という悲しみを与える。

 時間というやつはなかなかの演出家であるのかもしれない。

 さて、時間というやつは怪盗のようにいきものを使いはたしているのか。
 そう思わせるのがこやつの憎い所かもしれない。

 かつて、愛は惜しみなく奪うとある作家が書いていたが、時間というやつもさにあらん。 奪いながら、残すということをするのだ。 ここに残酷というやつがあらわれる。

 いきものはいまわの際にこの残酷、決して向こうにはいかさない。そこではたと思うの が、ひとといきものたるものか。

 ほんとうに好きであるほど、好きとはいえなくなるあの感じ。

 残酷がゆるやかに笑う。さあ、ひとはどうする。ひととおり、落ち込んで泣いて、失って笑いはじめる。

 そうして、立ち上がる。
 永遠へと変身しやがる前に、空をみる。
 すると、どうであろう。記憶が風をぬけてあわわれてくる。

 この仕掛け。かくして演劇がはじまるのだ。

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