1年分のメモその他をパラパラ見ていたら、元々は観るつもりがなかったのに、友人知人の勧めやネットでの(観た方たちの)やりとりがきっかけで、観に行った作品が何本もあるのに気づいた。特に日本映画には、それが目立つ。そういう風に「何かを確認するために」映画館にまで足を運ぶのは、数年前までの私には殆どなかったことだと思う。
前知識なしに映画を観るのが好きなので、観るつもりのある作品についてはネットでもなる . . . 本文を読む
ここに載せた31本の中、古くからある小さな映画館で観たものが8本ある。あとはシネコンだけれど、スクリーンの数を考えると8本でも大変な数字だと思う。
他にも、その映画館では『イースタン・プロミス』や『ホット・ファズ』なども上映していた。どれも楽しみに待っていた作品だったので、体調が良ければ絶対観に行っていたと思う。(日本映画でも『転々』『スーパーカブ』『ぐるりのこと』といった作品をそこで観ている。 . . . 本文を読む
毎年1月の週末数日間に跨って催される、県立美術館主催の「映画祭」がある。過去の日本の有名な監督を一人選び、その作品を十数本まとめて上映してくれる。今年は川島雄三監督だった。過去に溝口健二、成瀬巳喜男、中平康といった人たちの作品を観せてもらった。私が古い日本映画の魅力に目覚めた(というより思い出した)のは、この映画祭がきっかけだった。
日本映画を主に上映しておられる自主グループもある。(会場が家か . . . 本文を読む
私にとって2008年という年は、マンションの補修工事の前と後で、頭の中に記憶の断層が出来てしまっているような感じがする。1年間に観た映画を思い出そうとしても、4月から5月にかけての自宅部分の工事期間より前のものは、なんだかずいぶん昔のことみたいで、同じ年に観たもののような気がしない。
しかも、恒例の「オフシアター・ベストテン選考会」の募集がまだされていないところを見ると、今回は選考会自体が取り止 . . . 本文を読む