(以下の記事は映画の結末に触れています。未見の方はご注意下さい。)「アメリカン・ニューシネマ最後期の傑作」と言われるこの有名な作品を、私はこれまで一度も観たことがなかった。今回「午前十時の映画祭」で初めて観て感じたことを、少しだけでも書いておこうと思う。ただ、感想はいつも以上に漠然としていて書きにくい。この映画の主人公トラヴィスは、職を求めてやって来た小さなタクシー会社で、自分から夜勤を希望する理 . . . 本文を読む
『第9地区』
実はクリストファー・ジョンソン(エイリアン)は、ベスト・キャラ候補の1人だった(笑)。http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/e966ae56e6e1eb715e14415c0d77c6c1
『ハート・ロッカー』
レイフ・ファインズが何食わぬ顔で出演していてオドロイタ~。http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/94fec0ea . . . 本文を読む
あまりに長い「ひとこと感想」その26。(結末に触れています。未見の方はご注意下さい。)
メモには、「私にとっては"人の幸せ"について考えさせられた映画だった。」とだけ。これほどショッキングな北朝鮮の実情?を観た後で、なぜ「幸せ」などという長閑な言葉だけを書いたのかも珍しく覚えている。エンディング・クレジットに映っていた河原での人々の楽しそうな様子が、あまりにも強く印象に残ったからだ。これに限らず . . . 本文を読む
長すぎる「ひとこと感想」その25。メモには、「ストーリーがどうこうというより、クリスティーナ・アギレラとシェールの歌とセクシーな魅力満開!の映画。ただ、アギレラさんという人は、この映画での役柄(才能豊かで前向きでとても性格のいい若い女性)とは全く違う、もっともっと複雑なモノを秘めていて、今回はそれを表に出していないだけ・・・という風にも見えた。それでも、歌っているときには彼女の彼女らしさ?がそのま . . . 本文を読む
あまりに長い「ひとこと感想」その24。メモには、「セナという人をひとことで表す言葉として、"天使"が浮かぶ・・・そんなアイルトン・セナ像が描かれている気がした。ドキュメンタリーとしての編集(演出?)の仕方がきめ細やかで、エンディングに若き日のセナの笑顔が映るのも胸に染みた。」とある。個人的なことだけれど、セナがF1で活躍した頃というのは、私にとっては丁度幼い子ども2人に忙殺されていた時期に当る。チ . . . 本文を読む
2010年にスクリーンで観た映画の中で、1本だけ「あなたの映画」を選びなさいと言われたら、私は多分この映画を選ぶだろう。『接吻』や『イントゥ・ザ・ワイルド』、或いは昔観た『エンジェル・アット・マイ・テーブル』と同じく、作品としての出来不出来や登場人物に対する好き嫌いとは別に、この韓国映画は、私にとって「本当に特別」な1本なのだと思う。映画を観ている間、制作・脚本・監督・主演を兼ねるヤン・イクチュン . . . 本文を読む
長すぎる「ひとこと感想」その23。(結末に多少触れています。)
これまでに観た3D映像のアニメーションでは、私はこの作品が一番好きかもしれない。あくまで私の好みだけれど、今までのところ3Dはあまりに大きすぎるモノよりも、生身の人間がドラゴンの背に乗って空を飛ぶくらい?が、一番その良さが生きる感じがする。でも本当はそんなことより、私が選んだ2010年のベスト・キャラ、あの「ネコ科のドラゴン」トゥー . . . 本文を読む
長すぎる「ひとこと感想」その22。(結末に多少触れています。)メモには、「オモチャたちがメインキャラだけれど、人形劇やアニメーションを観ているというよりは、誰かに"物語"を語ってもらった気がした。」とある。たまたま時間が合って通常版(2D)で観たことが、幸いしたのかもしれない。私はただ気持ち良く、アンディのオモチャたちと一緒に旅をしたような気分を味わったのだと思う。最近アニメーションを観ると、「別 . . . 本文を読む
長すぎる「ひとこと感想」その21。
大ヒットしたオリジナル(1984)は観ないままになっているけれど、確か原題(The Karate Kid)のとおり、日本人の師匠がアメリカ人高校生に日本の「空手」を教える話だったはず。それが今回は、地味~な中国人男性(ジャッキー・チェン)が、北京を舞台に小学生のアフリカ系アメリカ人少年に「カンフー」を教えるという。教える側は気弱な風情のアパートの管理人で、導師 . . . 本文を読む