この前の記事(「ライト・ノベルって何?」)で、この半年に読んだライト・ノベルを思い出す作業は、とても楽しかった。そう多くを読んだ訳ではないのと、選んでくれた友人たちの眼の確かさ!のお陰で、私にとってはどれもが独自の魅力を持つ作品に見えた。
ただそういった中に2冊、あくまで私個人にとって「共通のモノ」を感じさせる本があり、それらがまた対照的な雰囲気・内容だったため、余計に色々考えさせられ、結果的に . . . 本文を読む
去年から、10代の友人が貸してくれる小説を読むようになった。所謂「ライト・ノベル」と呼ばれるジャンル?の作品で、最初から文庫くらいの大きさで出版され、表紙以外にも美しいイラストが数ページ、登場人物の紹介を兼ねて?付けられているものが多い(らしい)。
書店ではちょっと奥の棚にずらりと並んでいて、中高生くらいの人たちが立ち読みしていたりする、あの小奇麗な本たち・・・というイメージしか無かったので、「 . . . 本文を読む
この冬は、高知としては珍しく雨の日が多い。今朝も雨上がりの冷たい空気と、やんわりと曇っている灰色の空から一日が始まった。
こういう明るい灰色の空がベランダから見える日、私は考えごとがしやすく、落ち着いた気分になれる。実家のある金沢も、学生時代を過ごした鳥取や米子といった山陰の街も、決して天気のいい所ではなかったので、私は空が曇っているのを特別意識したことなど無かったと思う。当時から、柔らかい雨は . . . 本文を読む
この映画を観た後、あちこちの知人のサイトで感想を読んだ。どの方の感想も共感するものが多く、私にとって納得のいく書き方なので、読んだだけでもう十分満足してしまって、自分で書くことなど何も無いような気がしていた。
けれど今、他の映画の感想を書き始めようとして、やっぱり『ミリキタニ』については自分用に書いておきたいことがあるような気がして、何だか落ち着かなくなってきた。
私は、自分が何を思っているの . . . 本文を読む