京都で最も愛され、親しまれている珈琲(コ-ヒ-)店、
イノダコ-ヒ・本店
にやって来た☆
店頭にもあるように、最後を伸ばさずに“イノダコ-ヒ”が正式名称らしく、珈琲店としての歴史の長さを感じます。
開店前から常連さんで賑わっているという話だったから警戒していたが、平日だからなのか、開店前に行列はできていなかった。
暖簾(のれん)の下から、一瞬、中の様子をうかがっただけで、高級感が伝わってくるような喫茶店。
なんだか、場違いの所に入ろうとしている自分。
一人旅でこのような店を利用するのは極めて異例の事。
確かに、開店早々、次から次へとお客さんが入店していく。
えっ!?
常連さんの中には開店する前から、普通に店内に入っちゃう人もいる?
それゆえ、一般の人が開店時間になってから、いざ!入店してみたら、既に満席だった事もあるって!?
そんなオチがある喫茶店なのか?
高級レストランのような雰囲気のお店だけあって、やや緊張気味に暖簾(のれん)をくぐる。
やっぱり満席だった・・・
というオチはなく、開店直後らしく、まだ空いている。
だからなのか、お1人様でも好きな席を選んでいいらしい。
様々な席があるので一瞬迷うが、今回は創業当時からある、レトロな雰囲気の「旧館」にて、お食事をさせて頂く事にしました。
旧館は新館と比べると、こじんまりとしていて、テ-ブル数も少ない。
目の前のテ-ブル席にも、まもなく客人が現れ、旧館は早くも満席となりました。
早く来た甲斐があったようだ。
不本意ながら、4人用のテ-ブル席を占領して、優雅に頂く朝食は、もちろんコレ!
京の朝食 ¥1380
本店限定、開店からAM11時までのモ-ニングメニュー。
京都と言えば“イノダ”!
“イノダ”と言えば「京の朝食」
と言われる程の一品だそうだ。
いつもス-パ-で半額で購入するヤツとは、段違いにシャキシャキ感のある野菜サラダ。
適度に半熟で、ふんわりとろとろのスクランブルエッグ。
伝統的なドイツ製法で作られたボンレスハム。
近くのパン屋でイノダの為に焼いてもらったクロワッサン。
他にも、アスパラ、にんじんグラッセ、ポテトサラダ、オレンジが盛り付けられたメインプレートは、なかなかのボリュームで食べごたえアリ☆
と、グルメレポートっぽい事、書いとくけど、たまにはイイもん食わなきゃね!
さらに、フレッシュなオレンジジュ-スに、イノダの看板商品であるコ-ヒ アラビアの真珠 がセットになって¥1380。
(しつこいけど、もう1度)
明るい方が美味しそうに写るんだけど、旧館のやや薄暗く、落ち着いた雰囲気の席に座っちゃったから。
フラッシュもたきづらいし。
コ-ヒには、あらかじめミルクと砂糖が入った状態で提供されるのだが、“通”は、あえて別々にしてもらうのだとか。
そこで、自分も“通”ぶって、別々にしてもらう。
モカコーヒーをベースに、香り、コク、酸味を絶妙なバランスに仕上げた、ヨーロピアンタイプの深煎りブレンド(←他から引用)とやらを、まずはブラックで頂き、徐々にミルクや砂糖を入れ、徐々に味を変えて楽しむ。
“通”っぽい。
事前情報どおり、トイレ前の通路もお洒落で、鳥かごの中にはインコの姿が。
彼らのさえずりが客席にも届き、より爽やかな空間を演出しているようにも思える。
今回は、旧館で過ごさせて頂きましたが、他にも、広々として近代的な雰囲気の新館や、噴水のある中庭には“ガ-デン席”と呼ばれるテラス席もある。
コ-ヒや料理はもちろん、店の雰囲気や視覚的にも、リッチな気分にさせてくれるお店でした。
たまにはいいかな?
でも、そこそこいい値段のする店だけあって、ここの常連になる人って、どのような方々?
お会計を済ませ、外に出てみると・・・
意外にも、青空が広がっている☆
だったら、アソコに行ってもいいかな☆
眺めもいいし!
10時まではまだ時間もあるし。
つづく