控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

瀬戸内マリンビュ-&うさぎの島へ☆

2016-11-03 09:25:00 | 青春18きっぷ西日本横断の旅
悪天候が予想される四国を後にし、再び瀬戸大橋を渡り、本州へ。

7:45善通寺→(土讃線・快速サンポ-ト)→8:12坂出

8:37坂出→(瀬戸大橋線・快速マリンライナ-14号)→9:19岡山

9:31岡山→(山陽本線・普通)→11:09三原

朝から ほとんど列車に乗りっぱなし。
ここは既に広島県。
あと1本、列車に乗れば、ようやく本日最初の観光タイムに!

ここから先は、一旦 山陽本線から外れ、より瀬戸内海に近いルートをゆく 呉線 で、西へと進んで行く。

呉線は「広島駅」の少し手前で、再び山陽本線と合流するので、多少 時間はかかるが、山陽本線の第2ルートとしても使える路線。

特に「三原駅」を出た直後は、瀬戸内海の車窓が素晴らしく「瀬戸内マリンビュー」と言う観光列車も走っている程。

だが、呉線の発車ホームに停車していたのは、観光列車とはかけ離れた、窓を背にして座る ロングシ-ト車
いわゆる、通勤用の車両だ。

瀬戸内海の絶景を楽しめる区間なのに、なぜか その区間を走る列車は、ロングシ-ト車ばかり。
なんとも、残念な路線である。

11:21三原→(呉線・普通)→11:44忠海

車両はいただけないが、三原駅を出発し 数分もすれば、車窓には瀬戸内海が一面に広がる。

青い空に、青い海。
やっぱ、こうでなくっちゃ!
やがて 車窓からも、この後 目指す島が見えてきた☆

↑中央の高い鉄塔のある島が、次の目的地である 大久野島

そんな事より、列車からこんな車窓が眺められるなんてスゴすぎ!
まるで、船の上からの眺めのようだ。

なのに、なぜ座席がロングシ-ト!?


11:44、フェリー乗り場の最寄り駅である「忠海(ただのうみ)駅」に到着。

海自体は いたって普通の ただの海 だが、これから目指す“大久野島”は、別名 “うさぎ島” とも呼ばれる 一癖ある島。

その名のとおり、野生のウサギが たくさん 生息している島である。

駅名標にも、ウサギのイラストが。
次のフェリーの出発時刻は12:00。
あと15分程。

意外な事に、かなりの人数が「忠海駅」で下車。
ここで下車する人のほとんどは、うさぎ島 目当てだろう。

駅から徒歩5分程で、フェリー乗り場に到着。

本当にあるんです!

疑ってないですよ

乗船券は、券売機で買う。

券売機のボタンが、正式名称の「大久野島」ではなく「 うさぎの島」となっている。
ウサギはネコと並ぶ、癒し系動物。

平日だと言うのに、乗船口には長蛇の列。

皆さん、癒されたいんですね!

12:00忠海港→(フェリー)→12:15大久野島


わずか15分足らずですが、船旅の始まりです。

こちらは船上からの眺め。

小さな島が 多数点在する光景が“瀬戸内海ならでは”と言ったところ。
うさぎ島 (大久野島)が目前に迫ってきた。

実は、うさぎ島に来るのは今回が 初めてではない

前回来た時は、今回とは真逆の
尾道駅到着時に紹介した、
「本州と四国を結ぶ”しまなみ海道”を 自転車 で縦断した日」
の翌日に、うさぎ島にも訪れていた。

今回、再度 うさぎ島にやって来たのは、瀬戸内海の眺めと共に、このブログで紹介したかったから。


うさぎ島に到着すると、フェリー乗り場には、1台の大型バスが待機。
島にある唯一の宿泊施設である“休暇村”の送迎バスで、誰でも無料で乗車できる。

そのバスに乗り 約1km、途中「キャンプ場」や「ビジターセンター」、癒やしとは程遠い「毒ガス資料館」の前を通り、休暇村本館へ。

そこが この島で最も 人とウサギで賑わっている場所。

だが・・・

玄関付近や館内は、観光客で賑わっているものの、肝心のウサギ達の姿が見えない。

前回、冬に来た時には、↑↑の広場に沢山のウサギ達がいたものだが・・・

一体、何が起こったのか?


つづく