控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

うさぎ島のうさぎ達

2016-11-08 12:45:00 | 青春18きっぷ西日本横断の旅

猛暑でなければ、たくさんの野生うさぎが島中を駆け回っているであろう うさぎの楽園大久野島」にやって来た。


暑さの為か、日のあたる場所にウサギの姿は殆ど見えない。

木陰に目をやると、だるそうな顔したウサギ達のくつろぐ姿が。

ウサギ達の姿が見えないから、一瞬焦ったが、日陰になっている場所では、この島らしいウサギ達の光景が見れて、ひと安心。


車道の端でも、くつろぐウサギ達。
車道と言っても、そこを走る車両は、先程乗った「休暇村」の送迎バスくらい。

と言うのも、周囲4.3kmの大久野島に、民家等はない。
唯一あるのが「休暇村」と言う宿泊施設。

要は、島そのものが「休暇村」
島全体に非日常の時が流れる。


島ならではの のどかな風景。
それらに加え、他ではお目にかかれない程の 沢山のうさぎ達に人々は、さらなる非日常を感じ、現代社会で傷ついた心を癒やす。

そして、そのような人間達をうまく利用するが如く、エサにありつく 癒やし(い)ウサギ達。

もう少し ゆっくりしたいとこだけど、この後の事もあるから、そうもいかない。
ただ、帰りはフェリー乗り場まで歩いてみる。

毒ガス資料館、今回も立ち寄れなかった。
この島には、うさぎ達による“癒やし”とは対照的に、そのような物騒な施設もある。
決して資料館が物騒なワケではない。

ココ、大久野島は戦時中、毒ガスを極秘に製造する 毒ガス島 だった過去があるんだと。
当時の生々しい施設が、島の各地に残ってたりするのだが、それは前回お目にかかったから、今回はいいや。

それにしても、殺人系「毒ガス島」から、癒し系「うさぎ島」とは、かなりのイメチェンですな。


四国南部は、本当に雨なのかと思ってしまう程の晴天。

うさぎが日陰に避難してしまう程、日差したっぷりのうさぎ島。


フェリー乗り場に到着。

ここでも、日陰では 暑さでグダグダ状態のうさぎ達の姿が。

もっとシャキッとしなさいっ!

そんな日差しを避けたいウサギ達に、ベンチの下が大人気。

只今、大変混み合っており、順番待ちの状態かもしれません。

ここまでくると、もはや お見苦しい。

でも、それは暑さの他にも理由があった。
うさぎは基本 夜行性
本格的に活動を開始するのは、夕方以降なんだとか。


それを思えば、眠たい中 観光客の相手をしてくれて、ありがとうございます。
と言いたいところだが、単にエサが食べたいだけという話も。


では、この辺で島を後にしたいと思います。

何がともあれ、こまめに水分を取って、夏を乗り切って下さい☆

13:48大久野島→(フェリー)→14:00忠海港


つづく

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