控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

日の出山で 日の出を待つ

2017-01-03 15:12:00 | 御嶽山・初日の出登山
2017年1月1日

まもなく 午前4時、
初日の出を拝むべく、ケーブルカーで 標高831mにある「御岳山駅」にやって来た。

参拝客や登山客で 賑わいすぎている事もなく、かと言って 寂しすぎるワケでもない。
ちょうど良い 頃合いと言ったトコか。

この辺りからでも、初日の出は拝めそうだが、やはり“それなりの場所”から見てみたい。

本日の 日の出時刻は 6:51。(東京の場合)
空が明るくなり始めるまで 2時間以上。

「御岳山駅」から 少し歩くと、参道の入口がある。

参道からも、東京の夜景を見る事ができる。


まだ、夜中だからなのか?列が出来る程 人はいない。

やはり、高尾山ではなく、御嶽山に来て 正解だったか。

しばらく歩くと、意外にも 集落 らしきものが見えてきた。

こんな場所に街があるのか?

○○荘のような宿が多いみたいだけど、民家らしき建物もある。

あんな急な山肌を ケーブルカーで登った先、標高800mを越える山の上に 街があるとは・・・
意表を突く展開に、気分も盛り上がる。

山の上という事で 道は狭いが、所々に乗用車の姿もある。
車があるという事は、下界と 車道でも つながっているという事だ。


案内↓↓があるので、確認してみる。

やはり、この辺にある建物の大半が宿泊施設のようだ。

とりあえず、最も目立つように描かれている (左上の) 武蔵御嶽神社 に向かう事にする。

その後で、左下にある 日の出山 に向かう事にする。
個人的には、初日の出の鑑賞スポットである“日の出山の山頂”こそが 今回の1番の目的地である。


さらに進むと、お食事処や土産物屋などが軒を連ねる 商店街のような場所も。

元旦という事で、この時間から営業している店もあり、中で食事をしている人も見受けられる。

そばを食ってる人もいる。

大晦日に食べてこそ「年越しそば」なのであり、「年越したそば」では 風習的に意味がない可能性も・・


そんな 商店街を過ぎると、武蔵御嶽神社の入口がある。

現在 4時半。

相当、階段を上りそうだな・・・

早く 日の出山に向かいたい気もするが、神社も一応 押さえておかねばな。

案の定、相当 階段を上らされる。


ようやく ゴールだ☆

元旦だからなのか、随分 派手やな・・・

10人くらい、順番待ちの列ができていた。

高尾山だったら、こんなもんじゃ済まないんだろうな・・・

上ってきた階段を 一気に下り、先程の 商店街を抜けた先に、日の出山への分岐点がある。

参道沿いに 左へ行くと、ケーブルカー乗り場。
参道から外れる感じに 右へ行くと、日の出山。

山頂までは ここから約2km。
所要時間は 1時間とある。

参道を外れた途端、人の気配が一気になくなる。
全体からすると、日の出山に向かう人は 少数派なのだろう。

それもそのはず、集落を抜けると、街灯等の明かりは 一切ない。
各自、ヘッドライトや懐中電灯などを用意しなければ、道がわからない程 真っ暗 である。


最悪、明かりを持った ちゃんとした登山客が通過するのを待ち、その後ろを ずうずうしく 付いて行く手もある。

だが、さすがに それは 恥ずかしいし、みっともないし、山をナメすぎている感じがするので、自力でも 前を照らしながら、夜中の登山道を先へと進む。

明かりがないと 真っ暗だが、平坦な道が しばらく続く。 

この調子で2kmなら 1時間かからないんじゃないかと思いきや、そう甘くはなかった。

後半は、登山道と呼ぶにふさわしく 上り階段が続く。

↑↑実際はこんなに明るくない。
カメラのフラッシュを使って 撮影。


上り階段が続く・・
それは、日の出山に登っている事を意味する。

それにしても、この道を歩いている人は、ちゃんとした 登山の格好をした人達ばかり。
自分の場合、かなり着込んでいるとは言え、見た目は 山をナメた奴かもしれません。


そして 5時半、
ついに山頂に到着!

既に 沢山の方々が、初日の出を求めて、到着済みのようです。

暗くて わかりづらいが、かなりの人数。

この辺りの斜面は、今の時期に ちょうど 日が昇る方向に向いていて、なおかつ、傾斜角度も緩やか。

まさに、初日の出を見て下さい☆というような地形になっている。

とりあえず、なんとか 自分の場所を確保する事ができた。


日の出山で 日の出を待つ。


日の出まで あと1時間ちょっと。



つづく

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