控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

生まれ変わった 女川の街と ゆぽっぽ②

2017-04-27 10:54:00 | 青春18きっぷの旅・東北本線北上編
8:01石巻→(石巻線・普通)→8:26女川

新しく生まれ変わった「女川駅」へとやって来た。

次の 石巻方面への列車は 10:09発という事で、約1時間半ちょっとの滞在。

駅前に新しく造られた ショッピングモール「シーパルピア女川」は、朝8時台という事で、営業している店は皆無に等しい。

9時になれば、女川駅構内にある日帰り入浴施設 ゆぽっぽ が開店する☆
そこで 朝風呂に浸かり(今朝、カプセルホテルの風呂に入ったばかりだが)その後、10:09発の列車で 石巻に向かうとしよう。


開店まで、まだ時間があるので「シーパルピア女川」を通り抜け、海岸方面へと進んでみる。

復興は始まったばかりであり、まだまだ更地が目立つ。

あそこに倒れている 白い建物が、この交番って事!?


鉄筋の建物という事で、建物自体は破壊されなくても、建物ごと なぎ倒された状態だ。
津波の恐ろしい力を物語っている。

もうすぐ 9時になるので、女川駅へと戻る。



駅入口の右側には 足湯もあるが、こちらも まだ 準備中


9時になると、駅の待合室にいた 6~7人は、待ってました!とばかりに「ゆぽっぽ」の館内へ。


1階は、土産物を中心とした売店になっている。

日帰り入浴の受付も、こちらの売店のレジにて行う。
あろう事か、タオルを持参し忘れたので、ゆぽっぽ特製タオルを購入。

お風呂は、2階にあるようだ。

階段を上がって、左へ行くと浴室、右がお休み処。

木の温もりが伝わってくる内装。
テーブルや椅子も 木製です。

(ゆぽっぽ特製タオルと共に☆)

ゆぽっぽも含め、女川の新駅舎は “木” がテーマなようです。


こちらは、震災前の ゆぽっぽの お休み処。

かつて、列車で使用されていた 座席(左)があったりして、列車で旅する者としては 注目の施設だった。

座席だけではなく、車両そのものも 休憩所として活用されていた。

旧 ゆぽっぽの館内から 行く事ができた キハ40系を使用した お休み処。
内装をお座敷に改装し、ゆぽっぽの利用者なら、無料で利用ができた。

女川駅のホームから眺めると、こんな感じだった。


これらは すべて、津波により流失してしまった・・

とは言え、数年の時を得て、新たな施設として 営業を再開した「ゆぽっぽ」
このような場所にもかかわらず、開店早々 お客さんがひっきりなしにやって来る☆
お陰で、浴室の写真を撮るのが不可能な程。
以前と同様、地元の方や 旅人に愛される日帰り温泉として 再出発となりました。


まだ、朝の10時だというのに、2度目の入浴となってしまった2日目。

10:09発の列車で、石巻へと引き返します。



つづく

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
女川の写真に心が動かされました (ac2essk)
2017-04-28 22:55:55
私も大災害に見舞われた直後に女川へ支援で訪れた一人ですが、あの瓦礫に覆われれ動物の腐ったような異臭漂う地獄絵のような光景が今でも記憶に深く刻みつけられたままでした。でもこれらの写真に映し出されている現在の女川を目にして目が潤むと共に心が温かくなってきました。
返信する
Re:女川の写真に心が動かされました (musashi452)
2017-04-29 12:14:59
震災の直後というのは、瓦礫はもちろんの事、悪臭もすごいのですね。
今回は朝早くの訪問でしたが、しばらくしたら、今度はお店とかが営業している日中にでも 訪れたいと思います。
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