水滸伝 (19) 旌旗の章 (集英社文庫 き 3-62)北方 謙三 集英社 2008-04-18売り上げランキング : 132おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ついに最終巻が出てしまった。
昨年9月から毎月楽しみにしていた北方水滸伝の文庫。
ついに北方水滸伝が終わってしまう・・・
発売日に購入していたにもかかわらず
なかなか手をつけることができなかった。
これを読み終わってしまったら
宋江にも、史進にも、呼延灼にも会えなくなっちゃう。
だいたい林冲が18巻で死んでしまった事だってショックだったのに。
梁山泊がなくなっちゃう・・・
メインキャラクターたちの死そのものは
もちろんとっても悲しく寂しいことだったけど
一番グッと来たのは、単なる兵たちの姿。
童貫軍との決戦でヘトヘトに疲れきった兵たちが
夢中で糧食を口に入れている様を想像したら
何のためにこの人たちはここまでするのか。
物語の中では決してフォーカスされず、ただただ
志のために命を投げ出し辛い思いをして死んでいく兵士たち。
悲しい、悲しすぎる。。。
それこそ1日1ページぐらいのカタツムリ読みで
ついに読了
たまらず、その足で続編「楊令伝」を買いに走りました。
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