室内楽の殿堂、紀尾井ホールに行ってきました。
東京にはいろいろなホールがあるけれど
ここはサントリーホールと並んで
わたしのお気に入りのひとつ。
室内は落ち着いた色合いが中心。
壁などはムクの木を使用しているそうで暖かい感じ。
座席は緑色で統一され、天井にはいくつかのシャンデリア。
全体的に格調高く、大人っぽい雰囲気のホールです。
見た目が良いだけでなく、音響効果も抜群という優れたホールですが
わたしが一番評価したのは、トイレの数の多さです。
コンサートホールなんて普通に考えてみても大勢が集まる場所。
決められた休憩時間に人々がトイレに殺到することは目に見えて
わかることなのに、トイレの数を抑えたホールの多いこと。
せっかくの楽しい気分も時間を気にしながら
長蛇の列に並ばなければならない時点で台無し。
紀尾井ホールでは、その点あまり心配がいらないのです。
ところで、今日の演奏会は以下のようなプログラム。
モーツァルト: ディヴェルティメント ヘ長調K.138
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲 第2番 ト長調Op.77
ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調Op.20
アンコールは、シューベルトの「スケルツォ」と
ヨハン・シュトラウスの「中国人のギャロップ」でした。
一番良かったのは、最初のモーツァルト。
今日はホールにたどり着くまでに、強風で傘は裏返り
コートが雨水を吸い込み重くなるなど嫌~な気分だったのを
モーツァルトの楽天的で爽やかなメロディーが払拭してくれました♪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます