げっそりだぜ

　えぐー。TwitterもFacebookも使わないって決めてしまったから、Miitomoでも誰ともフレンドになれない。
　実際に会う人たちの中から探し出すしかないのか。……なかなかの高難度ミッションやな。

　任天堂めぇ！　私の人生までゲーム化しやがってぇ！！！


　「Twitterを使えない」というだけのことが、なんでこんなに私にとってダメージになるわけぇ？　おかしくない？


　「Miitomoのフレンドを欲しがっている人が光って見える」機能が私の目についてたら良かったのに。


　あー、むかし一緒にポケモンカードの対戦してた友達とか、もうずいぶん会ってないなぁ。元気にしてるのかな。

ああ・・・うん・・（微苦笑

許さんぞMiitomoめ

　ちくしょう。何が「Twitterの相互フォロワーとMiitomoでもフレンドになれます」だ。

　私のTwitterアカウントはもう影も形もないわ！！！

　対面認証……「近くにいる友達と一緒に行うとお互いをフレンド登録できます」？
　……もっとおらんわ！！


　ん？　待てよ。妻が帰ってくれば。
　……妻のケータイ、いまだにガラケーなんだった。「二つ折りにできないとイヤだ」とか言って。

　ガラホが出たら乗り換えようって言ってたのにな。ガラホの続報、とんと聞かない。


　フレンドとか友達とか言って、私の心をえぐってくるのはやめろよ。任天堂。

めぐる円環を断ちきれ！

　『MOTHER2』でポーキーが頼りにしていた「ちえのリンゴ」が、『MOTHER3』のポーキーなんじゃないのか？という説があるみたいね。

　もしそうだとすると、ポーキーがポーキー自身の予言に従って動いていたわけで、これまた永遠にめぐる円環にハマりこんでるな。


　実を言うと『仮面ライダーディケイド』でもそうで。
　ディケイドの第一話。ディケイド以外のライダーたちが彼を排除しようと戦う「ライダー大戦」が描かれる。
　そして最終話。倒さねばならなかったライダーたちと仲間になってしまったことで、役目を果たせなかったディケイドは、再び他のライダーたちの標的になる。
　（この最終話が放送された時、TVの前で皆がひっくり返ったと思われる。……後日、劇場版でディケイドの完結編が描かれて、彼は永遠にめぐる円環構造から抜け出すことになった）


　ポーキー、ディケイド、アンドルフ。私が「トリックスター」だと思っている奴らは、どうしてこう、円環構造のなかにハマりこみたがるんだ？
　トリックスターと円環構造は相性がいいのかな？

　円環構造は、はじめと終わりがくっついてしまうから、きれいにまとまりはするんだけど……そこから、話が発展しないんだよね。ぐるぐる回るだけで、どこへも行けない。抜け出せない。

　ディケイドは、劇場版で円環を抜け出し、彼自身の物語を手に入れた。
　アンドルフも、『スターフォックス ゼロ』で新たな運命を歩むはずだ。

　ポーキー。もしも、『MOTHER4』が制作されたら、ポーキーが円環を抜け出すようなストーリーになるのかな。


　私の中にも、ポーキーがいるんだけど。私は、同じ物語をくり返すつもりはないぞ。
　寂しさを暴走させて、怪物になることでしか、物語に登場できなかったポーキー。愛されたくて仕方がなかった世界から自分を切り離すことでしか、自分と世界を守れなかったポーキー。
　私は、そうはなってやらない。

　なにかもっと、別な道があるはずだよね。
　私は探す。この世に散らばったたくさんのポーキーの一人として、円環を断ちきる方法を。
　たぶんそれが、ポーキーを宿した者の役目。

苺のタルト！！ おいしそう！

「共依存」……

　「共依存」っていけないことなのかな。

　「助け合って生きている」「持ちつ持たれつ」の関係と、「共依存」の関係とは別物なのかな。

　あとで考えてみよ。