俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

虎になった男

2016年03月29日 20時38分21秒 | 日々のつぶやき
 中島敦『山月記』


 詩の才能に恵まれながら、その才能を信じきることが出来ず、恥をかくことを恐れ、師についたり仲間と切磋琢磨して才能を磨くことをせず、人生を空費し……やがて、虎の姿に変わりはて、人間の心も無くしかけている一人の男の話。


 この話、きちんと読むのは初めてだ。
 漢語が多くて読みにくいけど、それでも読めたのは……まるで自分のことのように思えたからだ。


 実に妙なことだ。不思議と、出会うべき時に、自分自身のことが書かれた物語に出会ってしまう。

 物語というのは……すごく気の長い手紙のようなものかもな。
 読まれるべき時に、読むべき者が紐解くまでじっと待っていてくれる、宛名のない手紙。

私が私でいるだけ

2016年03月29日 13時22分59秒 | 日々のつぶやき
 いちばん親密な他人である妻の存在をムシして「友達いない」なんて騒いでいるなんて、ほんとに滑稽だし、誰に対しても失礼なことだったよね。

 ・・・

 友達が欲しいっていう気持ちがなくなったわけじゃないけど、たぶん、欲しがれば欲しがるほど私から離れていくもののような気がするから、もうあまり気にしないことにするね。

 前にも書いたけど。誰かとお互いに心地よい関係を築ければ、友達になれるかもしれないし、築けなければ、なれない。
 それだけの事だからね。

 やっていくことは、これまでと変わらない。
 私が、どこかの誰かと友達になれるのか、なれないのか知りようがないけど、その時を夢見て待つ。
 ただ待つだけじゃなくて、その時を迎える準備をする。

 具体的にどんな準備をするか。
 仕事人としても夫としても父親としても役目を果たして、小説も書くしお絵かきの練習もするしドット絵も作る。仕事の勉強もするし、週末には泳ぎに行くし、妻を運動に誘ったりスターフォックスや任天堂についていろいろ考える。
 毎日風呂に入って下着をかえて歯磨きして身だしなみを整える。
 いちいち自分を見失わない。

 つまりは私が私でいればいいんだよね。どうせ私以外のものにはなれないんだから。

 私は私のまま、堂々と生きていけるようにするさ。まあがんばってみるよ。