■待機児童数、3年連続「0」達成
平成29年度の柏市の国基準の待機児童数は、3年連続の「0」となりました(基準となるのは毎年4月1日)。過去3ヵ年で1361人の定員増、22園の整備をはじめとする市の取り組みが一定の効果を発揮した結果といえます。しかしながら、一方で入園保留者が85人おり、こちらの問題は解決しておりません。今後も保育士確保や認可保育園の整備等の取り組みを加速していかなければなりません。
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・保育士確保へ 処遇改善と宿舎借り上げ支援を実施
■空き家除去の代執行を初めて実施
柏市はこの度、所有者に対し平成23年から行政指導を行っても改善されなかった市内の空き家を「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、行政代執行で除去することを決定しました。衛生面や安全性、防犯上の観点から、放置されている空き家は社会問題となっています。しかし、これまではあくまでも個人の財産であることや、除去費用の回収が不可能な場合もあるなどの問題により行政による代執行はハードルが高く、市内で実施されることはありませんでした。今回の実施により前例ができることになります。空き家対策の大きな前進です。今後は、代執行するべきケースの基準の明確化などの課題に取り組んでまいります。
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・空き家の一括管理事業とシルバー人材センターの活用
・空き家対策法の本格施行の生かし方=議会報告