平成26年第1回定例会(3月議会)において、26年度の一般会計予算ほか47議案が可決・承認されました。予算案以外には、いじめの早期発見・解決を図るために教育委員会だけでなく、警察や有識者を含めた委員で構成する協議会を設置する「柏市いじめ問題対策連絡協議会条例の制定について」などについて、議論が交わされました。私も一般質問を行い、「自治会、ふるさと協議会などに対する補助への考え方」「地域活性に対する考え方と施策」などについて質疑を行いました。それについては、今後発行される広報紙やブログ等で随時ご報告いたします。
■子供の医療費助成を拡大へ 通院を中学3年生までに
可決された予算案は、一般会計予算が1,143億5,000万円(前年度比3.8%増)と昨年度とほぼ同規模となりました。中身をみると、大きな新事業としては「子供の医療費助成拡大」に約11億2,000万円が計上されています。これは、これまで小学校4年生までが対象だった通院の医療費補助を中学3年生までに拡大するのです。同時に、財源の確保のために、病院で支払う自己負担額を200円から300円とし、小学4年生から中学3年生に関しては、県と同基準の所得制限(給与収入換算で年960万円)を設けることになりました。
■膨れ上がる医療費、今後の課題~病気にならない努力~
子育て環境の充実という観点から、子供の医療費助成拡大は賛成すべきものです。しかし、一方で問題点を指摘するべきです。高齢化社会の影響もあり、日本全体で医療費がどんどん増加しています。加えて、子供の医療費もできるだけ助成してほしいというのが市民の願いです。それを実現、維持していくためにはどこかで医療費を減らす対策を練らなくてはなりません。今後は、予防医学の推進、スポーツの奨励などで社会全体が「病気にならない努力」をしていくべきだと思います。ただ「助成を拡大しました!」とアピールするのではなく、今後の課題にもしっかり向き合いながら医療費問題と向き合って参ります。
■子供の医療費助成を拡大へ 通院を中学3年生までに
可決された予算案は、一般会計予算が1,143億5,000万円(前年度比3.8%増)と昨年度とほぼ同規模となりました。中身をみると、大きな新事業としては「子供の医療費助成拡大」に約11億2,000万円が計上されています。これは、これまで小学校4年生までが対象だった通院の医療費補助を中学3年生までに拡大するのです。同時に、財源の確保のために、病院で支払う自己負担額を200円から300円とし、小学4年生から中学3年生に関しては、県と同基準の所得制限(給与収入換算で年960万円)を設けることになりました。
■膨れ上がる医療費、今後の課題~病気にならない努力~
子育て環境の充実という観点から、子供の医療費助成拡大は賛成すべきものです。しかし、一方で問題点を指摘するべきです。高齢化社会の影響もあり、日本全体で医療費がどんどん増加しています。加えて、子供の医療費もできるだけ助成してほしいというのが市民の願いです。それを実現、維持していくためにはどこかで医療費を減らす対策を練らなくてはなりません。今後は、予防医学の推進、スポーツの奨励などで社会全体が「病気にならない努力」をしていくべきだと思います。ただ「助成を拡大しました!」とアピールするのではなく、今後の課題にもしっかり向き合いながら医療費問題と向き合って参ります。