なばな鍼灸院@田原市 菜の花のように「快活」「明るさ」を取り戻す治療をおこなっていきます。

頭痛、肩こり、腰痛だけでなく、メニエール病や不妊症に対してツボのご紹介や地域情報を発信していきます。

小児喘息とアレルギーの関係性

2022-10-11 00:42:41 | なばな日記
10月に入り秋らしさが増してきましたね

秋はアレルギー症状が出やすい季節です

特に喘息発作を起こすお子さんが

増えますので注意が必要です!

小さいお子さんは大人と違って

言葉で体の不調をあらわすことが苦手なので

体調の変化がないか気にかけてあげましょう



このようなことありませんか?

・ゼーゼー、ヒューヒュー(喘鳴)と息苦しそうにする
・夜中から早朝にかけてせき込むことが多い
・肩を上下して呼吸している
・横になると苦しくて嫌がる

これらが当てはまる場合は

喘息のような発作が起きている可能性があります


喘息とは空気の通り道である気道に

慢性的な炎症が起こっているため

咳や痰・呼吸困難といった発作をくり返す病気です

発作が起きていないときでも

気道の表面は炎症を起こしている状態のため

ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまいます

また子どもの気管支は細くて柔らかく

痰などの分泌物が多いため気道が狭くなりやすく

喘鳴が起きやすいといわれています

喘息の原因には

アトピー型と非アトピー型とあり

小児喘息は90%がアトピー型で

特定のアレルゲンによって起こります

ダニやカビ・ほこり・ペットの毛やフケ

色々ある中でもダニが特に多いです

生まれつきアトピー体質であることも深く関係しており

家族にアトピー体質の方がいると

お子さんも発症しやすいです


アトピー体質の子特有の

「アレルギーマーチ」といって

乳幼児期にアトピー

1~2歳に喘息

学童期にアレルギー性鼻炎というように

アレルギー疾患が次々とあらわれることがあります

アトピー体質の子みんなが喘息やアレルギーマーチを

引き起こすわけではなく生まれつきの体質と

生活環境が絡み合って発症します

こまめに掃除をして

ダニなどのアレルゲンを取り除き

発症を予防することが大切です

また子どもは症状の進行が速く

小児喘息の約3割は成人まで持ち越してしまうため

少しでも症状が出ていれば

早めに治療を始めることが大切です

鍼灸治療では発作を抑える治療

発作がでる前の予防の治療のどちらにも効果があり

背中や胸にある呼吸器のツボを使うことで

発作が起こりにくい体質へと変わっていきます

小児はりという刺さない鍼を使うため

小さいお子さんでも安心して治療を受けられます

お困りの方はお気軽にご相談ください





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