なばな鍼灸院@田原市 菜の花のように「快活」「明るさ」を取り戻す治療をおこなっていきます。

頭痛、肩こり、腰痛だけでなく、メニエール病や不妊症に対してツボのご紹介や地域情報を発信していきます。

成長期に多いひざ痛「オスグット病」を鍼灸で改善

2022-09-12 10:20:39 | なばな日記
スポーツを頑張っているお子さんが

「膝が痛い」と言っていませんか?

成長痛だと思って

そのままにしていませんか?

その膝の痛み

成長痛ではなく

「オスグッド病」かもしれません


☆オスグッド病ってなに?☆

膝蓋骨(膝のお皿の骨)の

少し下のすねの骨の部分(脛骨粗面)に

腫れと痛みがおこる

スポーツ障害で

サッカー バスケットボール

バレーボール などの

膝への負担が多いスポーツで

多くみられます

小学校高学年から中学生の

成長期にあたる子どもに多いため

成長痛と思われやすいですが

繰り返す負荷によっておこる

スポーツ障害です


☆原因☆

オスグッド病は

膝を曲げ伸ばす運動を繰り返したり

成長にともなう

大腿四頭筋の過緊張によって

脛骨粗面が引っ張られ

過剰な負荷がかかることで

まだ成長しきっていない軟骨が

剥離(はくり)してしまい

腫れや痛みがおこるものです





太ももの前側にある「大腿四頭筋」は

脛骨を引っ張ることで

膝の曲げ伸ばしをおこなうため

大腿四頭筋の過緊張は

負荷が大きくなり

オスグッド病を引き起こす

大きな原因となります


☆治療のポイント☆

膝下に痛みを感じたときは

安静にして「炎症を抑える」ことが必要です

そして

膝まわりの「筋肉を緩める」ことも大切です

運動前後のストレッチや

運動後のアイシングやマッサージなどの

セルフケアと合わせて

鍼灸治療を取り入れてください

鍼灸には

消炎鎮痛作用と

筋肉の過緊張を緩める作用があります

オスグッドが原因で硬くなってしまった筋肉は

血流が悪い状態になってしまいます

そこで鍼灸治療を行うと

血流が改善し大腿四頭筋などの膝周りの

筋肉を緩めて

負荷を軽減させることができます

オスグッドの症状は

成長期の子供に多くみられるため

「きっと成長痛だからすぐに落ち着く」と

そのままにされてしまうことも少なくありません

何もせずにスポーツを続けていると

長期的にスポーツを休まなければいけなかったり

手術が必要になってしまうこともあります

そうならないためにも

運動中・運動後に膝の下が痛くなる

膝のお皿下が腫れている

と感じたときは

お早めにご相談ください




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