なばな鍼灸院@田原市 菜の花のように「快活」「明るさ」を取り戻す治療をおこなっていきます。

頭痛、肩こり、腰痛だけでなく、メニエール病や不妊症に対してツボのご紹介や地域情報を発信していきます。

婦人科疾患と鍼灸治療

2017-08-24 11:19:43 | なばな日記
皆さんこんにちは 田原市の

なばな鍼灸院です

関東地方では連続雨天日が22日間続き

第二の梅雨明けと言われるほどの

猛暑日が戻ってきましたが

ここ田原市でも連日のジメジメ天気から

残暑らしい強い日差しの

青空が戻ってまいりました

水分補給と体温管理をおこない

熱中症に気をつけていきましょう



そんな中

去る8月20日(日)

「婦人科疾患と鍼灸 
   ~月経に関わる病態を中心に~」

をテーマにしたセミナーに

参加してきました

女性は初潮から閉経までの約40年間

健康な人であればほぼ毎月

月経があります

女性が一生に経験する月経の回数は

およそ400~500回

そのうち程度の差はあるものの

月経痛を感じている人

PMS(月経前症候群)の症状を

感じている人は

8割にのぼるといわれています

当院でも

月経がくると痛みが強く動けなくなる

月経前や月経時に腰痛や頭痛がつらい

気分が落ちこみ、イライラする

といった声が多く聞かれます

そういった

・月経困難症
・PMS(月経前症候群)

を中心に

西洋医学的観点・中医学的観点からみた

月経痛その治療実技の講義でした







月経困難症とは

月経痛や月経に伴う下腹部痛や

腰痛など様々な症状が強く日常生活が

通常通り過ごせない状態のことです

なかでも

骨盤内にとくに原因がないものを

機能性月経困難症 といい

子宮内膜症や子宮筋腫など

骨盤内に器質的な原因があるものを

器質的月経困難症といいます


PMS(月経前症候群)とは

月経前3~10日前から始まり

月経開始とともに落ち着く精神的・

身体的症状のことです

頭痛がする 胸が張って痛みがでる

イライラ 気分の落ち込み 

情緒不安定など心当たりがある方も

多いのではないでしょうか


月経痛の痛みの感覚や出ている場所は

ひとりひとり違います

中医学では症状によって

気滞・血瘀・血虚・気虚・寒証 

などに判別して治療を

おこなっていきます

例えば

持続性で刺すように下腹部が痛み

血の塊が排出されると

身体が楽になりやすいときは 

「血瘀」が原因と判断して

治療をおこないます


はり・お灸をすると

出ている月経痛自体を

軽くするだけでなく

腰痛・頭痛など随伴症状や

PMSのイライラ・気分の落ち込みなども

同時に治療できます

継続的に身体を整えていくと

徐々に月経痛が緩和されていきます


長い期間付き合っていく月経が

少しでも楽になるように

今回のセミナーでの勉強を

治療に活かしていきます


痛みが強い

あまり薬を飲みたくない

月経の状態を整えたいなど

気になることがあれば

いつでもご相談ください


そして来週8月29日(火)

13:30から新城市にある

新城市臼子公民館にて

小学生~保護者の方を対象とした

参加無料の

「新学期を元気に迎える
        ツボ押しセミナー」

をおこないます

子供の夏風邪予防から

新学期に向けての

集中力アップのツボ押し法などを

紹介させていただきます







どなたでも参加可能ですので

お時間のある方は是非

お気軽にご参加ください





なばな鍼灸院連絡先




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頭痛・肩こり・腰痛・突発性難聴専門
なばな鍼灸院 田原市田原町汐見12番地
(田原市中央図書館の向かい)
Tel:0531-27-7189
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