ナベちゃん近況報告

隠居寸前の不動産屋ナベちゃん お仕事したり遊んだり

秋深し

2008-10-30 17:54:20 | ブログ

Photo ←「つわ」の花 いわゆる野草も庭にあります

ここ数年、不動産屋の挨拶は「売れんなぁ」「うん売れんなぁ」でしたが、最近は「やめないかん」「辞めよか」です。 実際、売り物件の引き合いがほとんどありませんね。買い手も手控えているんでしょうね。土地や家は今でなくともいいですものね。 事業者にしても 先行き分からないのに 設備投資もできないでしょうから じっと様子見。不動産がうごきません。

住宅地の動きが鈍くなってから 店舗用地のほうに転換しましたが こちらもまた気配が薄くなってきたみたいです。賃貸物件も 古いものは空きが多く見受けられます。オーナーも大変ですよね。

政府は景気対策に お金のバラまきを考えているようですが そんなことではどうにもなりませんね。選挙対策くらいにしか映りません。

そこで提案ですが 日本では景気の根幹をなすのはやはり公共事業でしょう。 しかし今までとは違うやり方 それは 街づくりからだと思いますが いかがでしょうか? 現在人気の無い町を生き返らせる手法を駆使し 国の ん拾兆円の援助で やってみてはいかがかなと思います。箱物ではなく 町並みです。 地域 地区 の整備  道の回復 公共建築の再生 既成街区との連携 農地や工場・事業所の統廃合連携等など。 間違った復興をとげた日本を 再生するいい機会だと思うのですが。めったやたらと新事業が乱立していますが しっかり芯の通った事業は数えるくらいだと思います。これらも整理して 皆が競争できる環境を作るべきだと思います。再開発でも PFIでも何でもいいですから とにかく公共事業ですよ。

これらを今までと同じくスーパーゼネコンが牛耳ってはダメなんですよね。また賄賂 談合でそっちのほうに頭が行ってしまいます。 行政・民間とで 価値の上がる環境を作り出すことですね。そこには 新しい社会が出来上がり 生活が生まれます。お金が廻りだします もともとお金は廻ってれば 手元になくても良いわけで 速く廻ることが大事だと思いますがいかかでしょうか?

ちょっと漠然となってしまいましたが 昭和47年にできた都市計画法で 未だに私たちは街づくりをしてます。 抜本的な改革が必要ですね 社会の変化に対応できないですから。

地球も転換期 日本も転換期 いや 遅すぎる転換期。

転換できないナベちゃんでした。

1 ←山では時々見かけるんですよね