白川郷の建物で一番気になったのが 小屋組みでした。 さっそく中を拝見。
なんと 登り梁・母屋・垂木が 縄で 結ばれていました。金具類は一切無し。また込栓なども使用してません。 と言うことはピン構造でもなし ラーメン構造でもなし ゆるゆる構造とでも言うのですかね。
おそらくは 雪の重みに耐えられるように ルーズな構造になっているのでしょう。もともと平家の落人が隠れ住んだ地域ですので 京都の職人が 作ったと考えられるそうです。
←中は4階建てになってました 階高はあまり高くありませんが 中央部はすのこ敷きになってました。 1階の囲炉裏の煙が 小屋裏まであがるようにしてるみたいです。 なので 部屋は真っ黒。
書物では白川郷は悲しい物語が多いので そのつもりで行きましたが ちょっとがっかりでした。 なにせ町並みがくずれてしまって 風情が感じられませんでした。文化遺産に認定されるのも 考え物ですね。観光地然として 淋しいかぎりです。
そんなわけで 外に出て ふっと目に入った コスモスと 小川の山女を撮りました。
次は スーパー林道(紅葉のない林道)期待しないで下さい。
←ナワバリを主張してました
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