川崎フロンターレのイラン対策

ACL決勝トーナメント一回戦でイランのクラブと戦う川崎フロンターレが、なかなか粋なアウェイ対策を用意しています。現地に向かおうとしているサポーター向けに、イラン映画の上映会を開くのです。オフサイド・ガールズというイランのサッカー映画だそうです。映画終了後には、「行列のできるイラン講座」も開くとのこと。とても良い取り組みですね、他人事ながら嬉しいです。


一昨年のワールドカップ予選の時に、初めてイランに行きました。同行した女性陣は皆スカーフ持参で、飛行機を降りる時から被りっぱなしです。この時はアウェイのサポーター席のみ、女性も代表のユニフォーム着用が認められましたが、普段はスタジアムへの入場も出来ません。良い悪いは別として、そういう宗教習慣の国であることは、きちんと理解して訪れるべきでしょう。


試合前にチャイを飲みに街へ出た時にはとてもフレンドリーだったイランの人達ですが、スタジアム周辺やスタジアム内はかなり殺気立っていました。(バスに投石されたりするくらいはは、驚くような事ではありません)帰国してからイランサポーター出口で死亡事故があったと聞き、ちょっとショックでした。フロンターレサポーターの皆さん、過度の心配は無用ですが情報収拾はしっかりやりましょう。


「翁」にてイワシ刺しとスズキ刺しを頼んだら、こんなに沢山の種類を出してくれました。いつもの事ながら、板さんお母さん、ありがとうございます！