サッカーとごはん

サッカーとごはんに人生をかけてます。ゴールの無い旅ですが、体が動く限り探求し続けます!

日本サッカー狂会

2007年10月02日 10時40分29秒 | Weblog
日本最古のサポーター組織の軌跡を記した本が出版されました。彼らは半世紀以上の歴史を持っています。この存在がなければ、広島アジアカップ以降のウルトラス・浦和レッズ・鹿島アントラーズなどのサポーター組織の在り方が、違ったものになっていたかもしれません。


ぼくが初めて彼らの存在を知ったのは、大学時代に国立競技場でビール売りをしていた頃です。ラグビーの集客力にサッカーは太刀打ち出来ない時代でした。スタジアムに熱気が無かったわけではないんだけど、どうやってサポートしたらいいかわからなかったんですよね。「声を合わせて応援する」「スタジアムに横断幕をはる」というスタイルを日本で始めたのは狂会の皆さんだと思います。


正直なところ歴史が深すぎて、ぼくの年齢でもわからない話題が多数あります。しかしながら、彼らが会報として残してきた数々の文章は、専門誌の記者のものとは一味違う鋭さを持っています。ドーハでの戦いの分析に関しては、今まで読んできたどの文章よりも納得しました。一気に読み干すというよりは、貴重な参考資料としていかがでしょうか?
コメント
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