金属中毒

心体お金の健康を中心に。
あなたはあなたの専門家、私は私の専門家。

感想

2008-08-17 19:47:41 | コードギアス

先ほど、感想ともいえない感想を上げてしまったので、改めて。
大量のフラグが立っていたので驚きはしませんでしたが、黒の騎士団がゼロを結果的に追放しました。おそらくあの4番格納庫でゼロに銃を向けたのは古株の仲間、つまりブラックベリオンを生き残り、ゼロに助けられた人が多かったのでは。新参者では逆にあの決意は付かなかったでしょう。
テロリストのときなら、リーダーの首の挿げ替えはよくある話です。しかし、黒の騎士団はすでに軍隊です。軍隊になってから入隊した人も多いでしょうし、そういう立場の人から見れば今回のゼロ追放は旧扇グループと旧解放戦線のトップに対する反逆に見えるはずです。
そして他の国の軍隊で黒の騎士団の名を冠した者達にとっては、この藤堂・扇グループによる反逆は寝耳に大水です。当然、他国軍にも政府にも動揺があるでしょう。
国家は1日にしてならずですが、1日にして崩壊する。
一番難しいのは中核国家である中華連邦。ゼロがいなくなった以上、自動的に総司令の星刻が最高司令官となります。崩壊する危機にある連合を再度まとめるのか、だとしたらその旗印は誰か。誰かというよりも星刻以外ありえないわけですが、そんなことになったら彼の命がどこまで続くのか?
いやなフラグがありますね。天子様の名前、なぜいまさら公式で出ているのか。
このフラグが成立しないように祈るばかりです

感想になるかな?

2008-08-17 17:45:18 | コードギアス
さすが、公式!という言葉を感想ブログにてよく見かけましたが、今回小生もそれを言います。
そして、第2皇子様の事務スタッフの有能さにも拍手。ギアスのことを知ってまだ数時間ですよね。
それなのにもうギアスにかけられた人の名簿さえできている。・・・おそらくはバトレーの情報もあって以前から調べていた人もいるのでしょうけど。
さりげなく表紙の紙がブリタニアの国旗だった事に感動です。さて、上海の内戦は本来なら行方不明のゼロの代理として、100万と1人目のゼロと呼ばれるようになる星刻の話にするつもりでしたが、通称としてoneと呼ばれます。その中で星刻は黒の騎士団の中でさえもゼロを完全に信じていないものが多いことや、あまりにも異常でありすぎた高亥の死の前の言動を追うことになります。でも、公式であぁこられたので・・・。予定は未定。未定ははったり。はったりは嘘の同義語です。(笑)

上海事変その11 

2008-08-17 00:37:18 | コードギアス
上海事変その11

星刻が連れて行かれてもう5時間。いまだに黒の騎士団からは何の連絡もない。
不安、星刻を失うのではないかという恐怖感。
その感情を共有する女性がふたり、黄金と朱で彩られた部屋にいた。

香凜が桃華園で天子を見つけたとき、ちょうど斬月のパイロットが星刻を連れ去るところだった。星刻の病状を知る香凜は、おそらく彼が吐血したのだと推定した。だが、今回のように意識を失うほどの大量の吐血は過去にはなかった。
(神虎に乗り続けた事で、病状が急に悪化したのでは?
なぜ、無理にでも止めなかったのか)
止めて止まる男ではないと分かっている。それでも香凜は自分を責めた。
(今、一番失ってはいけない人なのに。
どうして自分は今回の上海戦に付いてかなかったのか?)
その答えは分かっている。星刻が止めたからだ。
『私が付いているより、君が付いていると思えば安心できる。すぐに戻ってくる。』
星刻は悪い男だ。ここで香凜の耳元に急に唇を寄せるとささやいた。
『天子様を頼む』
そんなふうに言われて、うなずく以外の何が香凜にできただろうか。