感想の後の妄想
さて、感想もどきの後の感想をアップした後なので、今度は感想後の妄想を。
ゼロに反逆した扇・藤堂グループの行動は、おそらく宰相殿下の手で宣伝される。
それを知り、動揺する各国軍。その動きを牽制しながら、星刻は単身斑鳩へ。
(ゼロに限らずですが、星刻も単独行動が多い傾向があるのでは。普通の指揮官なら、母艦を離れてナイトメアで戦うのは避けるでしょう。
星刻は神虎の機能を使った方が戦況を見やすいという理由もありますが、戦闘力に自信があるのと何よりも血が滾るのでしょう。強い相手と戦いたい、自分自身が強く生まれてきたゆえの本能のような欲望。小説版でスザクと切りあいを演じたのも、どういう言い訳をしてもけっきょくは本人が戦いたかったからなのでしょうね。)
《大事な親友が根本のところで本能を優先させるのでは洪古さんも気が気ではないですね。天子さまが同じ母艦にいれば、少しは保身を図るだろうとの洪古さんの思いも知らず、総司令自身がナイトメアで白兵戦を演じ、さらに負傷するとは。
ラウンズが出てきては、しかもワン様が出てきては、いずれ星刻自身がお相手しなくては納まらなかったでしょうけど。それでも最初から出ずっぱりというのは、総司令としては血の気が多すぎでは》
ゼロに反逆した扇・藤堂グループの行動は、おそらく宰相殿下の手で宣伝される。
それを知り、動揺する各国軍。その動きを牽制しながら、星刻は単身斑鳩へ。
斑鳩にて、すべての事情を聞きだし、ゼロ(ルルーシュ元皇子)が現状逃亡中であると聞いて、星刻の決断は。
「藤堂、総司令としての命令だ。反逆罪で扇要を処刑せよ」
(もし、扇と藤堂を比べた場合、軍人としての星刻はやはり藤堂を選ぶと考えます。ブリタニアとの決戦のなか、藤堂の軍人としての能力は失うわけにはいかない。でも、反逆罪を処罰しないことは立場上不可能です。そこで罪を事務総長である扇に帰し、藤堂に処刑させる事で軍としての正義を貫く事とする。無慈悲なようですが、必要な選択です。)
「愚か者、その宰相とやらに踊らされた事にすら気が付かないとは」
星刻はここで一度息を継いだ。出血が多かったせいか、息が苦しい。だが、いうべきことは言ってしまわなければならない。
「どういう動機であれ、ゼロがブリタニアを憎悪していた事に変わりはない。ゼロの知力もほんものだ。彼以上の頭脳をどこに見つけるつもりだ。藤堂、君のしたことは利敵行為だ。私的感情で暴走し、軍の規律を乱し、指揮官を敵に売り渡した。
ゼロが逃亡できたのは偶然、いや、正体は知らないがロロとかいう少年の勇敢な行動ゆえだ」
ここで星刻は自分の言葉に内心で苦笑した。少年の勇敢な行動、あのロロという少年にこれほど似合わない言葉もあるまい。
「ゼロは、最初からわれわれを裏切っていた。あの悪魔の瞳で」
「人を自由に操る悪魔の瞳か、邪眼というべきか、そう珍しい話でもない。朱元帝にも天瞳がありそれゆえに中華の統一はなった」
それは伝説であった。どこからか現れた白い、いや、銀の身体と髪をした赤い瞳の戦士が、戦乱の中華を統一し朱王朝を立てた。今の天子はその子孫という事になっている。
さて、感想もどきの後の感想をアップした後なので、今度は感想後の妄想を。
ゼロに反逆した扇・藤堂グループの行動は、おそらく宰相殿下の手で宣伝される。
それを知り、動揺する各国軍。その動きを牽制しながら、星刻は単身斑鳩へ。
(ゼロに限らずですが、星刻も単独行動が多い傾向があるのでは。普通の指揮官なら、母艦を離れてナイトメアで戦うのは避けるでしょう。
星刻は神虎の機能を使った方が戦況を見やすいという理由もありますが、戦闘力に自信があるのと何よりも血が滾るのでしょう。強い相手と戦いたい、自分自身が強く生まれてきたゆえの本能のような欲望。小説版でスザクと切りあいを演じたのも、どういう言い訳をしてもけっきょくは本人が戦いたかったからなのでしょうね。)
《大事な親友が根本のところで本能を優先させるのでは洪古さんも気が気ではないですね。天子さまが同じ母艦にいれば、少しは保身を図るだろうとの洪古さんの思いも知らず、総司令自身がナイトメアで白兵戦を演じ、さらに負傷するとは。
ラウンズが出てきては、しかもワン様が出てきては、いずれ星刻自身がお相手しなくては納まらなかったでしょうけど。それでも最初から出ずっぱりというのは、総司令としては血の気が多すぎでは》
ゼロに反逆した扇・藤堂グループの行動は、おそらく宰相殿下の手で宣伝される。
それを知り、動揺する各国軍。その動きを牽制しながら、星刻は単身斑鳩へ。
斑鳩にて、すべての事情を聞きだし、ゼロ(ルルーシュ元皇子)が現状逃亡中であると聞いて、星刻の決断は。
「藤堂、総司令としての命令だ。反逆罪で扇要を処刑せよ」
(もし、扇と藤堂を比べた場合、軍人としての星刻はやはり藤堂を選ぶと考えます。ブリタニアとの決戦のなか、藤堂の軍人としての能力は失うわけにはいかない。でも、反逆罪を処罰しないことは立場上不可能です。そこで罪を事務総長である扇に帰し、藤堂に処刑させる事で軍としての正義を貫く事とする。無慈悲なようですが、必要な選択です。)
「愚か者、その宰相とやらに踊らされた事にすら気が付かないとは」
星刻はここで一度息を継いだ。出血が多かったせいか、息が苦しい。だが、いうべきことは言ってしまわなければならない。
「どういう動機であれ、ゼロがブリタニアを憎悪していた事に変わりはない。ゼロの知力もほんものだ。彼以上の頭脳をどこに見つけるつもりだ。藤堂、君のしたことは利敵行為だ。私的感情で暴走し、軍の規律を乱し、指揮官を敵に売り渡した。
ゼロが逃亡できたのは偶然、いや、正体は知らないがロロとかいう少年の勇敢な行動ゆえだ」
ここで星刻は自分の言葉に内心で苦笑した。少年の勇敢な行動、あのロロという少年にこれほど似合わない言葉もあるまい。
「ゼロは、最初からわれわれを裏切っていた。あの悪魔の瞳で」
「人を自由に操る悪魔の瞳か、邪眼というべきか、そう珍しい話でもない。朱元帝にも天瞳がありそれゆえに中華の統一はなった」
それは伝説であった。どこからか現れた白い、いや、銀の身体と髪をした赤い瞳の戦士が、戦乱の中華を統一し朱王朝を立てた。今の天子はその子孫という事になっている。