失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「ハミングがきこえる」カヒミ・カリィ 1996年

2005-06-01 | KO系
さくらももこモノ2枚。 左、カヒミ・カリィ盤。Trattoria Menu.95 ①ハミングがきこえる アニメ「ちびまる子ちゃん」主題歌 作詞:さくらももこ、作曲・編曲:小山田圭吾 ちびまる子とカヒミ・カリィ。どう考えてもミスマッチな企画が通ってしまう不思議。きっとさくらももこからのオファーなんだろうけど、こういう磁場から世の「珍品」は生まれてくるに違いない。しかしこの作品は至って真っ当。意外な . . . 本文を読む
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「恋のタンブリング・ダウン」エル・アール 1993年

2005-05-27 | KO系
またまた1993年モノ。ご存知ファンシー・フェイス・グルービー・ネームのお二人! FFGNは、カヒミ・カリィ+嶺川貴子の一曲のみのユニット。コンピレーション・アルバム「ファブ・ギア」に「恋はイエイエ(新・アイドルを探せ)」というまんまBBの曲を残している。 と言っても嶺川貴子は8cmシングルをリリースしていないので、嶺川在籍時代のL⇔Rのシングルを。 ①TUMBLING DOWN―恋のタンブリ . . . 本文を読む
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「天気読み」小沢健二 「太陽は僕の敵」コーネリアス 1993年

2005-05-25 | KO系
衝撃のフリッパーズ解散後、一年余の沈黙を経て、奇しくも同時期に発表された2枚。 1993年、Double K.O.は再始動した。 左、小沢。7.21発売。 ①天気読み ②暗闇から手を伸ばせ ③①のカラオケ さて、このシングルを私は発売日に定価1000円で購入し、かなり気合を入れて自宅で聴いた。大多数のフリッパーズ・ファンがそうであったと思われるが、第一印象としては、「おおっ?どーしちゃったの . . . 本文を読む
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「今夜はブギー・バック」小沢健二 featuring スチャダラパー 1994年

2005-05-24 | KO系
前回からの流れで言えば、これ以外ありえない。 1994年の名曲、"BOOGIE BACK"だ。 「パーティーをぬけだそう!」に先立つこと2年、EMI/SONYという同じペアから極めて似た企画でリリースされたのがこの2枚。と、言うより、「ブギー・バック」のヒットに気をよくした両社が2匹目を狙った企画が「パーティーを…」だったのだろう。テーマも「パーティー」で共通してるしね。 さて、今回は裏ジャケ . . . 本文を読む
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「ラブ・トレイン」フリッパーズ・ギター 1990年

2005-04-13 | KO系
私にとっての青春歌謡。フリッパーズについて語ろうとすると、何がしかの感傷的な気持ちを抑えることができない。 考えてみると完全に同年代のアーティストにのめりこんだのはフリッパーズが初めてだった。「渋谷系」とか「ネオアコ」とかの検証は各地で行われているのでパス。 縦ジャケが「LOVE TRAIN」定価937円。 ①Love Train 2ndと3rdの間に発表されたオリジナルアルバム未収録シングル . . . 本文を読む
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「大好きなシャツ(1990旅行作戦)」渡辺満里奈 1990年

2005-04-09 | KO系
マリナさん結婚記念で3枚。 左「見つめてあげたい」1988年 中「大好きなシャツ(1990旅行作戦)」1990年 右「うれしい予感」1995年 「見つめてあげたい」定価1000円、中古で52円。 ①見つめてあげたい 作詞:川村真澄、作・編曲:山川恵津子。前回の「ラジオのように」と同じ作詞家。別に無理やりつなげなくてもいいのだが。 ②白いアドレス 作詞:下鳥良浩、作・編曲:山川恵津子。申し訳ない . . . 本文を読む
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