「ロックンロール・イズ・デッド」 レニー・クラヴィッツ 1995年

"Rock And Roll Is Dead" Lenny Kravitz 1995

「ロックが死んだ日、レニーが生まれた」（ジャケのコピーより）

①ロックンロール・イズ・デッド　Rock And Roll Is Dead
(Lenny Kravitz)
ロックビジネスの頂点に立ち、コカインやって女を侍らせるロックスターを揶揄した歌詞。それで「ロックンロールは死んだ」って。ちょっとステレオタイプ過ぎて、そんなヤツ今どき（95年に）いるのかよ！と言いたくなるが、よほど嫌な目にあったのか。例によってドラム・ベース・ギターすべてひとりで演奏している。サウンドはゴリゴリのロックで、イントロのギターリフなんて教科書のような70's感。

②ゴッド・イズ・ラヴ　God Is Love
(Lenny Kravitz & Henry Hirsch/Lenny Kravitz)
こちらのタイトルも「A is B」の構文。シングルのカップリングにスピリチュアルな宗教ものを持ってくるあたり、殿下を意識してた？でもアルバム未収録でないところは違うか。曲を共作したHenry Hirschはメロトロンも担当。

定価930円、中古で100円。


右は殿下のマキシシングル「GOLD」。ケースも金色、CDも金色…
タイトル曲はK1のエンディングで使われた。当時、ジャケに記されたマーク（発音できないので「ラブ・シンボル」とか言われていたこともあった）をアーティストネームとして使用していたプリンス。いろいろあったんだよね…

このマキシのカップリングに収録されたのが、レニーへのアンサーソング「Rock 'N' Roll Is Alive（And It Lives In Minneapolis）」（アルバム未収録）。歌詞はよく分からないけど、とにかくポジティブな勢いを感じるファンクロックナンバー。別にレニーに喧嘩を売っているわけではなく、タイトルを拝借してみたって程度のことなんだろ、きっと。

①Gold
②Rock And Roll Is Alive！［And It Lives In Minneapolis］
③I Hate U　[extended remix]

この①③や、K1のテーマ曲として有名になった「Endorphinmachine」が収録されたアルバム『The Gold Experience』は、現在廃盤なんだって。ワーナーとの確執はまだ続いてるの？