失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「NEOfilia」高橋理奈 1996年

2005-07-30 | 
テレバイダー・ファンの皆様、お元気ですか。私は元気です。
オフィシャル・サイト、まだ存在していたんですね。番組終了から、早いものでもう2年半。金剛地武志も思ったほどブレイクしませんでしたなあ…

つぶやきはこれくらいにして、このMXTV最大のヒット&伝説のカルト番組について少々解説を。

TOKYO MX TVは、石原都知事の記者会見をノーカットで流したり、ゴールデンタイムに平気でオバサマのフラダンスを放映したりするようなローカル局。そんな誰が見てるのかよく分からないTV局だからこそ成立し得た、奇跡のニュース・バラエティがテレバイダーだ。

内容については紹介するのもバカバカしいものばかりだし、その面白さを伝える力量も自信もない。上のサイトで内容(脚本)を「読める」が、読むだけでは伝わりきらない面白さがTVには当然、あった。

ニュース番組風のセットの真中に座るのが番組の顔、アンカーマン・金剛地武志。偉大なバンドと同じ頭文字を持つニューウェーブ系バンド「yes, mama ok?」のフロント・マンとして活躍。ちなみにこんなところまで読んでくれているかもしれないカーネーション・マニアックスにお知らせすると、トッドのトリビュート盤で、メチャクチャな「I saw the light」を演奏しているのが彼ら。

そしてコンゴーチの右に座っていたのが私の、いや、全テレバイダー・ファンのマドンナ、寺田椿嬢。現在もモデルとして活躍中。最近では「ダヴ」のCMに出てたな。

以上の二人が不動のメンバー。

メガネくんの左側は、前回触れた山田玲奈、高橋リナ、津島亜由子の順で歴代三人が入れ替わっていった。

三人の中で、最も在任期間が短かったのが高橋リナで、三ヶ月。リナさんの最終回は、TV局を出てタクシーを拾い、去っていく姿をずっとカメラが追っていく、という演出だった。いつものとおりの茶番劇なんだけど、なぜかヌーヴェル・ヴァーグ映画のようなカッコよさにしびれた。激しく美人。何度も言うが、私はあくまで椿派だが。

で、長大な前フリになったが、ここでCDの話。

①NEOfilia 銀座ジュエリー マキ ラプソアモTV・CFイメージソング
作詞:売野雅勇、作曲・編曲:Face 2 fAKE
宝石屋さんのCMで流れてたなあ、とサビを聴いて思い出した。本人が出演していたような気もするが(ジャケットの写真は何となくCMっぽいし)定かではない。

②RAIN TREE
作詞:売野雅勇、作曲:山本達彦、編曲:Face 2 fAKE
タツローじゃない方のヤマタツ作のボサノバ・ナンバー。

③④カラオケ

定価1000円、中古で50円。ジャケットは4回連続の白黒写真。

そして、左のヒヨコのジャケットが、yes, mama ok?のデビュー・マキシ・シングル「コーヒーカップでランデヴーって最高よ」(1995)。タイトル曲はノスタルジーと、ちょっとひねくれたポップセンスとがうまく溶け合った傑作。4曲入りで、スライの「RUNNIN' AWAY」のカヴァーなんかもいい感じ。こっちは定価1600円で買った。

テレバイダー・ファンとしては、この2枚を並べて写真に収めた段階でかなり満足。

検索してたら、イグザンプラーなるものを発見。何だよ、早く言ってくれよ!4月からやってたみたい。先週の放送を見たけど、椿ちゃん出てなかった…今日はでるのかな?ナレーションがトモコ(MX局アナの坂本知子)じゃないのがやや残念。あのクールと言うより冷徹な声の果たした役割は大きかったと思う。あれから、MXのニュース見ても信用できないもん。


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2 コメント

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イグザンプラー (通行人)
2005-07-30 18:23:34
イグザンプラーは試験放送として

去年から始まってますよ。
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げっ (nakamura8cm)
2005-07-30 18:33:39
そうだったんですか。情報ありがとうございます。こりゃあ、大分出遅れたなあ。「鈴木」がイマイチだなあ、と思い見なくなってしまったのが失敗だったか・・・
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