日本のガール・ポップ・バンドのパイオニア、ゴーバンズのメジャー・デビュー&セカンド・シングルを。
メンバーは、
森若香織(リードボーカル)
みつこ(ドラム)
MISA(ベース)
のギターレス・トリオ。
日本3大女性ドラマーといえば、鈴木さえ子、鈴木祥子とGO-BANG'S・みつこのことだ。と私が言っていた。それくらい長身、いや、背だけでなくドラミングもなかなか…ジャケット写真では分かりにくいけど、ゴーバンズ3人並ぶと群を抜いて長身&美人だった。森高千里は次点、ってことで。
リードボーカル&ほぼ全てのソングライティングを手がけていた森若香織は現在もシンガー・女優・作詞家として活躍中。森若の詞の世界は、ちょっと意地悪だったり、すぐに不安になったりする女の子の日常の心の動きを基本はコミカルに、たまーにシリアスに描く。バンドはガチャガチャとしたガレージ・サウンド。ギタリストはいつもゲストを招いていた。
1988年(メジャーデビューの年)、当時住んでいた地方都市のライブハウスで彼女達を見た。どうして見に行ったのかは覚えていない。ライブの前は一曲も知らなかったバンドだったのに、1時間強のステージの後には大ファンになっていた。ポップなメロディーと、森若の美声とは言えないがキュートなボーカルにやられた。強烈なインパクトに頭ぐらぐらになりながら、帰りに物販コーナーでSWITCHレーベルから出ていたCDアルバム「ハッスルはお好き?」と、出来たてほやほやの「ざまあカンカン娘(ガ~ル)」のアナログシングルを買った。(メジャー・デビュー・アルバム「ゴーバニック・ランド」は後日購入)
プレイヤーの全く異なるメディアが、普通に同時発売されていた頃のお話。
左がそのアナログ。森若さんのオフィシャル・サイトのdiscographyにはなぜかこの曲のシングルカセットの画像しか掲載されていない。うちのブログ並みの手作りっぽい写真なのが私的に好感度高し。アナログ、貸してあげたい気持ち。タイトル曲は今でもベスト盤などで簡単に聴けるが、B面の「マーブル・トゥルー」はレアな名曲。アルバム「ゴーバニック・ランド」に収録されなかったのは、バランス的にシリアスなバラードは「パープル・ムーン」一曲にしとこう、という考えがあったのだろうと推察。上記のライブでも「マーブル・トゥルー」がクライマックスだったな。今日、久々に聴いて感動した。
定価700円、ライブハウスで購入。
そして右、2ndシングルにして初の8cmCD、「かっこイイ(E)ダーリン」
このブログで何度か触れているとおり、8cmシングルの歴史は1988年に始まる。ゴーバンズはまさに8cmシングル誕生の瞬間に立ち会ったバンド。冷静に考えれば世の中にそんなバンドはたくさんいるのだが、私がリアルタイムでアナログ→8cmとシングルを追いかけたのはそんなに多くない。88年にアナログも出してる、という条件で考えると、あとはFAIRGROUND ATTRACTIONくらいか。プリンスは、88年に日本でのアナログ・リリースはなかったし。
①かっこイイ(E)ダーリン。
作詞・作曲:森若香織、編曲:井上日徳・GO-BANG'S
森若版、「ロックン・ルージュ」。最後の「かっこイイわ!かっこイイわ!」とささやくコーラスは、ダメ人間には毒になりそうな麻薬的ループ。
②土曜でいたい(NHK教育TV『土曜倶楽部』イメージソング)
作詞:秋元康&NHK「土曜倶楽部」に投書してくれたみなさん、作曲:森若香織、編曲:井上日徳・GO-BANG'S
YOU、ソリトンSIDE-B、現在のトップ・ランナーに続く系譜の番組のひとつ「土曜倶楽部」の企画から生まれた曲。森若のノスタルジックな曲が切なく胸に迫る。明るく、哀しいGO-BANG'Sの真骨頂。土曜の名曲は「ひょうきん族」エンディングに揃っているが(達郎、EPO、ユーミン、みんな名曲!)、これも加えておきたい。
定価1000円、定価で購入。
カラフルで切り絵のような読みにくいロゴは、今や強烈に80年代への郷愁をかきたてる、HEADBUTTによるデザイン。Kyon2もこんな字の時代があった。
メンバーは、
森若香織(リードボーカル)
みつこ(ドラム)
MISA(ベース)
のギターレス・トリオ。
日本3大女性ドラマーといえば、鈴木さえ子、鈴木祥子とGO-BANG'S・みつこのことだ。と私が言っていた。それくらい長身、いや、背だけでなくドラミングもなかなか…ジャケット写真では分かりにくいけど、ゴーバンズ3人並ぶと群を抜いて長身&美人だった。森高千里は次点、ってことで。
リードボーカル&ほぼ全てのソングライティングを手がけていた森若香織は現在もシンガー・女優・作詞家として活躍中。森若の詞の世界は、ちょっと意地悪だったり、すぐに不安になったりする女の子の日常の心の動きを基本はコミカルに、たまーにシリアスに描く。バンドはガチャガチャとしたガレージ・サウンド。ギタリストはいつもゲストを招いていた。
1988年(メジャーデビューの年)、当時住んでいた地方都市のライブハウスで彼女達を見た。どうして見に行ったのかは覚えていない。ライブの前は一曲も知らなかったバンドだったのに、1時間強のステージの後には大ファンになっていた。ポップなメロディーと、森若の美声とは言えないがキュートなボーカルにやられた。強烈なインパクトに頭ぐらぐらになりながら、帰りに物販コーナーでSWITCHレーベルから出ていたCDアルバム「ハッスルはお好き?」と、出来たてほやほやの「ざまあカンカン娘(ガ~ル)」のアナログシングルを買った。(メジャー・デビュー・アルバム「ゴーバニック・ランド」は後日購入)
プレイヤーの全く異なるメディアが、普通に同時発売されていた頃のお話。
左がそのアナログ。森若さんのオフィシャル・サイトのdiscographyにはなぜかこの曲のシングルカセットの画像しか掲載されていない。うちのブログ並みの手作りっぽい写真なのが私的に好感度高し。アナログ、貸してあげたい気持ち。タイトル曲は今でもベスト盤などで簡単に聴けるが、B面の「マーブル・トゥルー」はレアな名曲。アルバム「ゴーバニック・ランド」に収録されなかったのは、バランス的にシリアスなバラードは「パープル・ムーン」一曲にしとこう、という考えがあったのだろうと推察。上記のライブでも「マーブル・トゥルー」がクライマックスだったな。今日、久々に聴いて感動した。
定価700円、ライブハウスで購入。
そして右、2ndシングルにして初の8cmCD、「かっこイイ(E)ダーリン」
このブログで何度か触れているとおり、8cmシングルの歴史は1988年に始まる。ゴーバンズはまさに8cmシングル誕生の瞬間に立ち会ったバンド。冷静に考えれば世の中にそんなバンドはたくさんいるのだが、私がリアルタイムでアナログ→8cmとシングルを追いかけたのはそんなに多くない。88年にアナログも出してる、という条件で考えると、あとはFAIRGROUND ATTRACTIONくらいか。プリンスは、88年に日本でのアナログ・リリースはなかったし。
①かっこイイ(E)ダーリン。
作詞・作曲:森若香織、編曲:井上日徳・GO-BANG'S
森若版、「ロックン・ルージュ」。最後の「かっこイイわ!かっこイイわ!」とささやくコーラスは、ダメ人間には毒になりそうな麻薬的ループ。
②土曜でいたい(NHK教育TV『土曜倶楽部』イメージソング)
作詞:秋元康&NHK「土曜倶楽部」に投書してくれたみなさん、作曲:森若香織、編曲:井上日徳・GO-BANG'S
YOU、ソリトンSIDE-B、現在のトップ・ランナーに続く系譜の番組のひとつ「土曜倶楽部」の企画から生まれた曲。森若のノスタルジックな曲が切なく胸に迫る。明るく、哀しいGO-BANG'Sの真骨頂。土曜の名曲は「ひょうきん族」エンディングに揃っているが(達郎、EPO、ユーミン、みんな名曲!)、これも加えておきたい。
定価1000円、定価で購入。
カラフルで切り絵のような読みにくいロゴは、今や強烈に80年代への郷愁をかきたてる、HEADBUTTによるデザイン。Kyon2もこんな字の時代があった。
moonlightdriveさん
当時は例のバンドが冬眠中だったこともあり、いろいろ見てましたねえ。同じライブハウスで、ヒカシューとか。
夏子さん
>Switchレーベルから出ていた盤のほうが・・・
同感です。本文でも触れたdiscographyで「プリマドンナはお好き?」アナログ・シングルが存在することを知り、軽く動揺しております(笑)。えっ、しかもフジのドラマ曲になってたんだ。SWITCHってインディーズですよね?やるなあ。やはり売れるバンドはプロモーション力が違うのか・・・
あと、無敵のビーナスの初回仕様が他で見たことない横開きの8cm専用ハードケース仕様に表ジャケットがなくてディスクが見えるデザインだったのもまた印象的。
ロックンロールサンタクロースの初回仕様はアルバムサイズジャケットでした。
パッケージに対するこだわりとかあったのかな?
持っているはずですが、今棚を探したら見当たらなかった・・・
私は「恋のフリフリ」のジャケが好きですね。曲としてはカップリングの「ジェットコースタージェントルマン」が好みです。