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“A APOLITICAL BLUES”VAN HALEN 1988
ちょっと意外なリトル・フィートのカヴァー。
リトル・フィートの2ndアルバム『セイリン・シューズ』(1972)。翌年の3rd『デキシー・チキン』には完成度の点で譲るかもしれんが、バンドの若干とっちらかった上り調子の勢いが感じられる名盤。まず頭の「イージー・トゥ・スリップ」の上昇気流に乗るような高揚感でつかみはオーケー。「コールド・コールド・コールド」「トラブル」とシニカルな味のある流れから、爆発的にグルーヴする「トライプ・フェイス・ブギ―」へ。そしてロウエル・ジョージのつぶやくようなヴォーカルから叙情的なサビへの展開が切ない大名曲「ウィリン」再演。そしてアナログではA面ラストを飾る「ア・アポリティカル・ブルース」へ。
では、ここで8㎝。
ヴァン・ヘイレン、1988年のアルバム『OU812』からのシングルカット。
①ブラック・アンド・ブルー BLACK AND BLUE
(Eddie/Alex/Sammy/Mike)
サミー・ヘイガー加入後2枚目のアルバムということで、もうデイヴィッド・リー・ロスの影は背負わなくていい感じ。ラウドで重たいビートのハードロックをかます。終盤のコーラスのアンセム感!
②ア・アポリティカル・ブルース A APOLITICAL BLUES
(Lowell Goerge)
訳せば「ノンポリのブルース」。ブルースの基本に則ったAAB12小節のベタなブルースナンバー。「電話がかかってきた、毛沢東主席から 何でもいいから返事しといて、わしは話したくないけえ」みたいな怠惰なムード漂う歌詞がこれまたブルーズィー。「♪エーィポリティカールブルーズ」のタメがやる気ない、めんどくさい、もうあっちいってーな雰囲気。ヴァンへーの皆さんは基本アレンジはそのままだけど、オリジナルより歩みののろいビートで、ダルさ倍増。もう眠いんだよ、さいなら~
定価1000円、中古で105円。
考えるお猿。
アルバム語り後半。
ヴァン・ダイク・パークスが即カヴァーした奇妙なタイトルソング「セイリン・シューズ」からB面はスタート。ビル・ペインのピアノが弾けまくるスピーディーな「ティーンエイジ・ナーヴァス・ブレイクダウン」から、クールダウン的「ガット・ノー・シャドウ」、ビルが唯一リードで歌う「キャット・フィーヴァー」をへて、ロウエルの声がやけに生々しく響くラストナンバー「テキサス・ローズ・カフェ」の万華鏡のようなアウトロにこのバンドの底力を見る。
ロウエルと一緒にザッパバンド(ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション)を離脱しリトル・フィートを結成したべーシスト、ロイ・エストラーダはこのアルバムを最後に脱退。再びザッパのサポートメンバーとして活躍した。が、その後最低な犯罪で再起不能に…
しかしこのネオン・パークによるイラストの不気味なことよ。ジャケ買い防止目的?
ちょっと意外なリトル・フィートのカヴァー。
リトル・フィートの2ndアルバム『セイリン・シューズ』(1972)。翌年の3rd『デキシー・チキン』には完成度の点で譲るかもしれんが、バンドの若干とっちらかった上り調子の勢いが感じられる名盤。まず頭の「イージー・トゥ・スリップ」の上昇気流に乗るような高揚感でつかみはオーケー。「コールド・コールド・コールド」「トラブル」とシニカルな味のある流れから、爆発的にグルーヴする「トライプ・フェイス・ブギ―」へ。そしてロウエル・ジョージのつぶやくようなヴォーカルから叙情的なサビへの展開が切ない大名曲「ウィリン」再演。そしてアナログではA面ラストを飾る「ア・アポリティカル・ブルース」へ。
では、ここで8㎝。
ヴァン・ヘイレン、1988年のアルバム『OU812』からのシングルカット。
①ブラック・アンド・ブルー BLACK AND BLUE
(Eddie/Alex/Sammy/Mike)
サミー・ヘイガー加入後2枚目のアルバムということで、もうデイヴィッド・リー・ロスの影は背負わなくていい感じ。ラウドで重たいビートのハードロックをかます。終盤のコーラスのアンセム感!
②ア・アポリティカル・ブルース A APOLITICAL BLUES
(Lowell Goerge)
訳せば「ノンポリのブルース」。ブルースの基本に則ったAAB12小節のベタなブルースナンバー。「電話がかかってきた、毛沢東主席から 何でもいいから返事しといて、わしは話したくないけえ」みたいな怠惰なムード漂う歌詞がこれまたブルーズィー。「♪エーィポリティカールブルーズ」のタメがやる気ない、めんどくさい、もうあっちいってーな雰囲気。ヴァンへーの皆さんは基本アレンジはそのままだけど、オリジナルより歩みののろいビートで、ダルさ倍増。もう眠いんだよ、さいなら~
定価1000円、中古で105円。
考えるお猿。
アルバム語り後半。
ヴァン・ダイク・パークスが即カヴァーした奇妙なタイトルソング「セイリン・シューズ」からB面はスタート。ビル・ペインのピアノが弾けまくるスピーディーな「ティーンエイジ・ナーヴァス・ブレイクダウン」から、クールダウン的「ガット・ノー・シャドウ」、ビルが唯一リードで歌う「キャット・フィーヴァー」をへて、ロウエルの声がやけに生々しく響くラストナンバー「テキサス・ローズ・カフェ」の万華鏡のようなアウトロにこのバンドの底力を見る。
ロウエルと一緒にザッパバンド(ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション)を離脱しリトル・フィートを結成したべーシスト、ロイ・エストラーダはこのアルバムを最後に脱退。再びザッパのサポートメンバーとして活躍した。が、その後最低な犯罪で再起不能に…
しかしこのネオン・パークによるイラストの不気味なことよ。ジャケ買い防止目的?
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