河野小百合唯一の録音。
ヌード写真集も出しているグラビアアイドルの音楽活動。ファンクラブ「サユリスト94」はどれくらい活動したのだろうか。
①プーペの吐息
作詞:山添ヒロユキ/NOBORU 作編曲:リッキー坪井
哀愁の打ち込みサウンドに乗せて小百合のふんわりしたラップが始まる。「ねえ終わったあと なんでしゃべらないの?」情事のあといきなり冷める彼とのすれ違い。サビはいきなり伸びやかにメロディを歌う。素人臭さは否めないが意外とリズムは悪くないのでラップをやらせたくなる気持ちは分かる。間奏、アウトロのサックスソロが気だるい夜のムードを醸すアダルトラップ歌謡の隠れた名品。プーペは仏語のPoupée(人形)のこと。
②物語はいつもル・ランディー
作詞:山添ヒロユキ 作編曲:宮部トモオ
「ジュ ヴー」とカタカナ仏語で始まるたどたどしいバラード。アコギが印象的な薄いサウンドが小百合の薄幸ヴォーカルとマッチしてなにやらいい感じ。古谷玲香好きなら買い!(ニッチ)
③④カラオケ
定価1000円、中古で800円。
昨年蒲田えとせとらレコードの閉店セールで購入。
膝を曲げ両脚を外側にしてお尻をぺたんと床につけた全身像。薄着で裸足だけどグラビアアイドルのアピールとしては何かがズレ気味。両手は胸の前で組んで祈りのポーズ?裏ジャケの垢抜けなさも含め滲み出るB級感がなんだか気になる。
何気にいろいろ検索していてこの記事を見つけました。なつかしい思いで記事を読ませていただきました。制作当時の思い出がいろいろと思い出されます。彼女当人は何をしてるんでしょうか。もう長い月日が経ちました。私は相変わらずギタリストとして活動をしております。取り上げていただいて感謝いたします。ありがとうございました。