ひろみのリメイク/リミックス企画の8cm2枚。
南佳孝のもうひとつの代表作「モンロー・ウォーク」(1979)を「セクシー・ユー(モンロー・ウォーク)」として1980年にカヴァー。さらに14年後に、難波正司によるリアレンジ&屋敷豪太によるリミックス・ヴァージョンをリリース。ヴォーカルトラックはオリジナルと同じもののようだ。
①セクシー・ユー(モンロー・ウォーク)
作詞:来生えつこ、作曲:南佳孝、編曲:難波正司、REMIX:GOTA
郷オリジナル盤の編曲は萩田光雄。GOTAのクレジットは、Remix,Drums,Keyboard,Programming。ファンキーなリズムギターに導かれて鳴り出すのは、いわゆる90年代の攻撃的なクラブサウンド。これが郷ひろみの声に合ってるかどうかは別として、ダンス・ミュージックとしては完成度高い。「歌謡曲ナイト!」なんてクラブ企画でかけたら盛り上がること必至だな。
②ハリウッド・スキャンダル
作詞:阿木燿子、作曲:都倉俊一、編曲:難波正司、REMIX:GOTA
オリジナルの編曲は都倉俊一。ピンク・レディーでの一連の派手な作風からすると、ちょっと意外なくらいメロウな傑作都倉ナンバーだ。アレンジは軽いラテン風味のパーカッションと、ブラコンチックなシンセベースがうねるクラブ仕様。ひろみの声にも合っていて、①よりしっくりくる。祥さんもご指摘のように、サビの「びっしり びっしり」はなんだか生理的にムズムズする違和感あり。語感のインパクトは絶大なので、成功しているといえば成功しているのか。
定価800円、中古で210円
名義が「GOGO'S」で、ジャケにもひろみが登場していない。完全に企画モノ扱いのようだ。オフィシャルのディスコグラフィーにもこの盤は掲載されていなかった。
下は1991年の62ndシングル。5th「裸のビーナス」(1973)と10th「よろしく哀愁」(1974)をリメイク。こちらはヴォーカルも新録。
①裸のビーナス~NAKED VENUS HOUSE VERSION~
作詞:岩谷時子、作曲:筒美京平、編曲:難波正司
エンケン・ファンには「満足できるかな」の間奏歌謡曲メドレーで「赤い風船」や「シーサイド・バウンド」と並んでよく演奏される曲として有名。しかし、個人的にはリアルタイムでの記憶がない。これってハウスなのかな…ハウスの定義は?とか考え出すとややこしいのでハウスってことにしとこう。アレンジはGOGO'Sと同じく難波正司。GOGO'Sに比べるとベタっとした日本的リズムに聴こえるのは、屋敷豪太が関わっていないからだろう。
②よろしく哀愁~HELLO SADNESS BOSSA VERSION~
作詞:安井かずみ、作曲:筒美京平、編曲:難波正司
実は現時点でひろみ唯一のNo.1ヒット(もちろんオリジナル・ヴァージョンが)。これは、覚えてる。つまり私は1973年から74年にかけて「物ゴコロがついた」ってやつか。京平の流れるようなメロディラインは、どこか演歌的な悲哀を感じさせる(公にできない恋愛関係を歌った歌詞も演歌風だし)王道昭和歌謡。分かるような分からんようなタイトルも秀逸です。
定価800円、中古で200円。
短冊ジャケをフルに使ったお顔も凛々しい。ピントは完全に眉毛に合ってる。
南佳孝のもうひとつの代表作「モンロー・ウォーク」(1979)を「セクシー・ユー(モンロー・ウォーク)」として1980年にカヴァー。さらに14年後に、難波正司によるリアレンジ&屋敷豪太によるリミックス・ヴァージョンをリリース。ヴォーカルトラックはオリジナルと同じもののようだ。
①セクシー・ユー(モンロー・ウォーク)
作詞:来生えつこ、作曲:南佳孝、編曲:難波正司、REMIX:GOTA
郷オリジナル盤の編曲は萩田光雄。GOTAのクレジットは、Remix,Drums,Keyboard,Programming。ファンキーなリズムギターに導かれて鳴り出すのは、いわゆる90年代の攻撃的なクラブサウンド。これが郷ひろみの声に合ってるかどうかは別として、ダンス・ミュージックとしては完成度高い。「歌謡曲ナイト!」なんてクラブ企画でかけたら盛り上がること必至だな。
②ハリウッド・スキャンダル
作詞:阿木燿子、作曲:都倉俊一、編曲:難波正司、REMIX:GOTA
オリジナルの編曲は都倉俊一。ピンク・レディーでの一連の派手な作風からすると、ちょっと意外なくらいメロウな傑作都倉ナンバーだ。アレンジは軽いラテン風味のパーカッションと、ブラコンチックなシンセベースがうねるクラブ仕様。ひろみの声にも合っていて、①よりしっくりくる。祥さんもご指摘のように、サビの「びっしり びっしり」はなんだか生理的にムズムズする違和感あり。語感のインパクトは絶大なので、成功しているといえば成功しているのか。
定価800円、中古で210円
名義が「GOGO'S」で、ジャケにもひろみが登場していない。完全に企画モノ扱いのようだ。オフィシャルのディスコグラフィーにもこの盤は掲載されていなかった。
下は1991年の62ndシングル。5th「裸のビーナス」(1973)と10th「よろしく哀愁」(1974)をリメイク。こちらはヴォーカルも新録。
①裸のビーナス~NAKED VENUS HOUSE VERSION~
作詞:岩谷時子、作曲:筒美京平、編曲:難波正司
エンケン・ファンには「満足できるかな」の間奏歌謡曲メドレーで「赤い風船」や「シーサイド・バウンド」と並んでよく演奏される曲として有名。しかし、個人的にはリアルタイムでの記憶がない。これってハウスなのかな…ハウスの定義は?とか考え出すとややこしいのでハウスってことにしとこう。アレンジはGOGO'Sと同じく難波正司。GOGO'Sに比べるとベタっとした日本的リズムに聴こえるのは、屋敷豪太が関わっていないからだろう。
②よろしく哀愁~HELLO SADNESS BOSSA VERSION~
作詞:安井かずみ、作曲:筒美京平、編曲:難波正司
実は現時点でひろみ唯一のNo.1ヒット(もちろんオリジナル・ヴァージョンが)。これは、覚えてる。つまり私は1973年から74年にかけて「物ゴコロがついた」ってやつか。京平の流れるようなメロディラインは、どこか演歌的な悲哀を感じさせる(公にできない恋愛関係を歌った歌詞も演歌風だし)王道昭和歌謡。分かるような分からんようなタイトルも秀逸です。
定価800円、中古で200円。
短冊ジャケをフルに使ったお顔も凛々しい。ピントは完全に眉毛に合ってる。
掛け合わせたものらしいです。
で、難波正司さんの編曲=ベースになったトラックのみの編曲で、
ベスト盤用に再録された作品のヴォーカルだけを活かして
GOTAさんがトラックを乗せたものとのことです。
以上、GOTAさんのローディ(?)をしてた人からの情報でした。
ユニット名の由来は予想どおりですね。
ベスト盤用の再録のヴォーカルを使っているのか…勉強になりました。屋敷さんがプログラミングしているのに編曲のクレジットに入っていないのはちょっと不自然な気がしていたので、謎が解けたって感じです。