せっかくカテゴリ作ったのでもうひとつ。
1987年に「ジス・イズ・ミスター・トニー谷」という編集盤を大瀧詠一がプロデュース。そのアルバムからのシングルカットだが、①はリミックス・ヴァージョンを新たに作っている。
①さいざんす・マンボ(ザンス・ミックス・ヴァージョン)
作詩:トニー谷・宮川哲夫、作曲:多忠修、編曲:小野沢篤
トニー谷、宮城まり子
オリジナルは1953年。日本の50'sポップスの代表として聴くには、多分特殊すぎる存在だと思うけど。
「ザンス ザンス ザザザザザザンス」という具合にヒップホップ的アプローチのリミックス。この当時よくあった、12インチシングル・リミックスのテイストか。リズムは打ち込みで、M/A/R/R/Sの「Pump up the volume」に近い雰囲気あり。トニー谷の軽やかなインチキ臭さ、リズムのノリのよさに驚く。そしてデュエットは宮城まり子!
Produced by 大瀧詠一
②チャンバラ・マンボ
作詩:トニー谷・宮川哲夫、作・編曲:多忠修
こちらは1953年のオリジナル・ヴァージョンを収録。テキトーな英語混じりのナンセンスな語りの間に、コーラスが悪夢のように浮かんでは消える、というアヴァンギャルドな構成。相当、キテます。大瀧のギャグセンスのいくつかはこの人から来ているんだなあ、ということがよく分かる。終盤、軽く歌う「Singing in the Rain」に歌い手としてのセンスがチラリ。
ご覧のようにジャケットの下半分が切り取られた状態で購入したので、定価が分からない!購入価は、52円。
1987年に「ジス・イズ・ミスター・トニー谷」という編集盤を大瀧詠一がプロデュース。そのアルバムからのシングルカットだが、①はリミックス・ヴァージョンを新たに作っている。
①さいざんす・マンボ(ザンス・ミックス・ヴァージョン)
作詩:トニー谷・宮川哲夫、作曲:多忠修、編曲:小野沢篤
トニー谷、宮城まり子
オリジナルは1953年。日本の50'sポップスの代表として聴くには、多分特殊すぎる存在だと思うけど。
「ザンス ザンス ザザザザザザンス」という具合にヒップホップ的アプローチのリミックス。この当時よくあった、12インチシングル・リミックスのテイストか。リズムは打ち込みで、M/A/R/R/Sの「Pump up the volume」に近い雰囲気あり。トニー谷の軽やかなインチキ臭さ、リズムのノリのよさに驚く。そしてデュエットは宮城まり子!
Produced by 大瀧詠一
②チャンバラ・マンボ
作詩:トニー谷・宮川哲夫、作・編曲:多忠修
こちらは1953年のオリジナル・ヴァージョンを収録。テキトーな英語混じりのナンセンスな語りの間に、コーラスが悪夢のように浮かんでは消える、というアヴァンギャルドな構成。相当、キテます。大瀧のギャグセンスのいくつかはこの人から来ているんだなあ、ということがよく分かる。終盤、軽く歌う「Singing in the Rain」に歌い手としてのセンスがチラリ。
ご覧のようにジャケットの下半分が切り取られた状態で購入したので、定価が分からない!購入価は、52円。
♪福生行きの切符買ってお守りに♪ですね~。
しかも中味もスゴイや、
何ですか、さいざんすマンボの8cmって!
こんなもの、存在も知らなかった…。
ジス・イズ~は私、最初アナログ買って
そのあとCDで買い直しました。
それだけでも十分珍しい人種だと思ってたのに
いやはや、師匠ってば…。負けますわ(笑)。
リミックスも大瀧プロデュースなんですね♪インパクトがありそう。「ザンス・ミックス」ってのもテキトーにつけた感じがいいですね~。
1988年ですからねえ。
アナログと8cmの共存が十分あり得る時期なわけで。
>負けますわ(笑)。
いやいや何をおっしゃいますやら。
「きたかチョーさん」とか、マイッタ!
と唸っておりました(笑)
バカキュンへつづく
●石ばしさん
そう、「ザンス・ミックス」ってトニー谷が生きていたらいかにも言いそうな感じがステキ。ボードビリアンって肩書きがこんなに似合う人もいないですよね。ってそんな詳しくないんだけど(笑)
ネタにさせていただきました。
こちらこそありがとうございます。
さて、手元にある「さいざんす・マンボ」(VDRS-1008)では、定価1,000円([I・2・21]なので消費税導入前か)です。当時、定価で買いました。
1曲目の「さいざんす・マンボ(ザンス・ミックス・ヴァージョン)」はトニー谷主演映画『家庭の事情 馬ッ鹿じゃなかろうかの巻』のいろんなカットをつなぎ合わせたPVも作られてました(https://www.youtube.com/watch?v=V8vAfe04psY)。こういう古い歌謡曲のミックス・バージョンはザ・ピーナッツの『D.C.レトロ』とかそのころのちょっとした流行りだったと思います。
古いエントリへのコメントなのですでにもうご存じかもしれませんが、ご参考まで。