サイクルロードレースファンの皆様、こんばんは。またもや一ヶ月前の話。
10.25 国内最大のロードレース、ジャパンカップ2009を見に行った。
宇都宮には前日入り。夕方、商店街で行われたチームプレゼンテーションを見た。今中大介の司会進行で、国内チーム、海外チームの順で紹介されていく。寒い中、全国から集まってきた自転車好きが熱い視線を送る。私は出遅れたので後ろのほうでギョーザなどつまみながら、展示されたMAVIC(ニュートラル・サポートカー)の上に積んであるバイクを眺めたり、写真撮ったり。サイクリストとして知られるシャ乱Qのまこと氏とすれ違ったり。地元BLITZEN宇都宮プロレーシングチームの紹介では片山右京が現れた。なんと右京氏は翌日のレースで、BLITZENチームカーのドライバーとして参加したのだった!
そして海外チーム!まずはISD。なんといっても主役はヴィスコンティ。ちょっと若い頃のプリンスに似てるんだよね。サクソバンクはさすがにシュレク兄弟やカンチェは来なかったけど、ツールでの「顔面から落車」が衝撃的だったフォイクトが復帰して来日してくれた。フォイクト、めちゃめちゃ手を振ってたな。そうそう、名将リース監督の姿も!急遽参戦が決まったフジセルベットはコーボがエース。リクイガスは、昨年のジャパンカップで復帰したバッソが「絶好調とは言えない」宣言。まあ、シーズン終盤だからしかたないさ。安田大サーカスの団長(この人も相当なクライマーらしい)がバッソの応援に現れた。ケス・デパーニュは今年の世界選手権ロード3位のホアキン・ロドリゲスを連れてくる気合いが嬉しい。最後は、やっぱりブイグ!もちろん今回のエース新城の登場で、会場の盛り上がりは最高潮に!いや~遠くからだったけど新城のオーラ感じました。
翌日のレースは、宇都宮駅からシャトルバスで移動。一般サイクリストたちが会場の森林公園へと登っていく姿をバスから眺めていると、気分が盛り上がってくる。来年はロードバイクで来ようかな。会場でバスを降りると、寒いし少し雨が降ってるのに、動きが取れないほど混み合っていて、「自転車ブーム」は本当なんだな、と肌で感じられた。物販が、もちろんロードバイクの展示も含めて充実していて、アンダーシャツとかグローブとか安かったので買ってしまう。レースを見るのは初めてで、勝手がわからずウロウロしてしまった。あとから考えれば先にあっち行っとけばよかったと反省したりもしたけど、目の前を文字どおり風のように飛んでいくプロ選手の群れを見られただけで素晴らしい体験だった。終わってみればポディウムに期待されたエースがひとりもいないってのは少々地味なのかもしれないが、それもロードレース。新城、悔しかったろうね。おめでとう、クリスアンケル・セレンセン(サクソバンク)!
終わって、帰りのシャトルバスに向かう途中、自転車に乗ったフォイクトと遭遇!あっという間にファンに囲まれて、サイン&握手攻めに合ってた。テレビで見てたとおりのナイスなキャラでした。さらに片山右京・砂田弓弦のツーショットなんてものに遭遇して、ちょっと興奮している自分が不思議。
8㎝は高田渡カヴァー。
①自転車に乗って
作詞・作曲:高田渡、編曲:THE真心ブラザーズ
前回紹介した『タカダワタル的』にも収録されていた高田渡の代表曲のひとつ。オリジナルは1971年のシングルで、アルバム『ごあいさつ』にも収録された。細かいことだがオリジナルのタイトルは「のって」とひらがな表記。はっぴいえんどが演奏しているのも有名な話。
このスタンダードを、真心はそのまんま特にひねりなくカヴァー。ほのぼのとしたYO-KINGの声は、カントリー調の曲に違和感なく溶け込んでいる。カヴァーとして面白くはないが、これだけ馴染んでしまうとこれはこれで。
②素晴らしきこの世界
作詞・作曲:倉持陽一、編曲:THE真心ブラザーズ
さすがにまんまなカヴァーだけではまずいと思ったのか、カップリングはオリジナルの力作。収録時間も7分超(①は2分30秒)。短いコーラスを繰り返し、徐々に盛り上げていく手法はディラン的でもあり、どことなくURCの香りも。1~5コーラスまでは、のどかな日常の描写からかすかな苛立ちを紛れ込ませ、最後に「素晴らしきこの世界」と静かに歌っているが、6番からエレキとサックスが入ってサウンドが厚くなり、YO-KINGもシャウト唱法へ。「さてとぼくは何をしようか 少なくとも校舎の窓は割らないよ」なんて反尾崎宣言もありつつ、最後にはポジティブに「世界を変えるよ」と歌い上げる。そこだけ書くとバカみたいだけど、それまでの積み上げ方、誠実さに納得させられてしまう。
③①のカラオケ
定価1000円、中古で315円。
「The Magokoro BROTHERS」の文字が入ったボロボロのギターヘッドのアップ。
Ki/oon Sonyといえば、おなじみのレーベルサンプラーCD「MUSIC CATALOG」が付いた2枚組。以前に紹介したクレアの夏盤と同じ「Vol.4」だった。
10.25 国内最大のロードレース、ジャパンカップ2009を見に行った。
宇都宮には前日入り。夕方、商店街で行われたチームプレゼンテーションを見た。今中大介の司会進行で、国内チーム、海外チームの順で紹介されていく。寒い中、全国から集まってきた自転車好きが熱い視線を送る。私は出遅れたので後ろのほうでギョーザなどつまみながら、展示されたMAVIC(ニュートラル・サポートカー)の上に積んであるバイクを眺めたり、写真撮ったり。サイクリストとして知られるシャ乱Qのまこと氏とすれ違ったり。地元BLITZEN宇都宮プロレーシングチームの紹介では片山右京が現れた。なんと右京氏は翌日のレースで、BLITZENチームカーのドライバーとして参加したのだった!
そして海外チーム!まずはISD。なんといっても主役はヴィスコンティ。ちょっと若い頃のプリンスに似てるんだよね。サクソバンクはさすがにシュレク兄弟やカンチェは来なかったけど、ツールでの「顔面から落車」が衝撃的だったフォイクトが復帰して来日してくれた。フォイクト、めちゃめちゃ手を振ってたな。そうそう、名将リース監督の姿も!急遽参戦が決まったフジセルベットはコーボがエース。リクイガスは、昨年のジャパンカップで復帰したバッソが「絶好調とは言えない」宣言。まあ、シーズン終盤だからしかたないさ。安田大サーカスの団長(この人も相当なクライマーらしい)がバッソの応援に現れた。ケス・デパーニュは今年の世界選手権ロード3位のホアキン・ロドリゲスを連れてくる気合いが嬉しい。最後は、やっぱりブイグ!もちろん今回のエース新城の登場で、会場の盛り上がりは最高潮に!いや~遠くからだったけど新城のオーラ感じました。
翌日のレースは、宇都宮駅からシャトルバスで移動。一般サイクリストたちが会場の森林公園へと登っていく姿をバスから眺めていると、気分が盛り上がってくる。来年はロードバイクで来ようかな。会場でバスを降りると、寒いし少し雨が降ってるのに、動きが取れないほど混み合っていて、「自転車ブーム」は本当なんだな、と肌で感じられた。物販が、もちろんロードバイクの展示も含めて充実していて、アンダーシャツとかグローブとか安かったので買ってしまう。レースを見るのは初めてで、勝手がわからずウロウロしてしまった。あとから考えれば先にあっち行っとけばよかったと反省したりもしたけど、目の前を文字どおり風のように飛んでいくプロ選手の群れを見られただけで素晴らしい体験だった。終わってみればポディウムに期待されたエースがひとりもいないってのは少々地味なのかもしれないが、それもロードレース。新城、悔しかったろうね。おめでとう、クリスアンケル・セレンセン(サクソバンク)!
終わって、帰りのシャトルバスに向かう途中、自転車に乗ったフォイクトと遭遇!あっという間にファンに囲まれて、サイン&握手攻めに合ってた。テレビで見てたとおりのナイスなキャラでした。さらに片山右京・砂田弓弦のツーショットなんてものに遭遇して、ちょっと興奮している自分が不思議。
8㎝は高田渡カヴァー。
①自転車に乗って
作詞・作曲:高田渡、編曲:THE真心ブラザーズ
前回紹介した『タカダワタル的』にも収録されていた高田渡の代表曲のひとつ。オリジナルは1971年のシングルで、アルバム『ごあいさつ』にも収録された。細かいことだがオリジナルのタイトルは「のって」とひらがな表記。はっぴいえんどが演奏しているのも有名な話。
このスタンダードを、真心はそのまんま特にひねりなくカヴァー。ほのぼのとしたYO-KINGの声は、カントリー調の曲に違和感なく溶け込んでいる。カヴァーとして面白くはないが、これだけ馴染んでしまうとこれはこれで。
②素晴らしきこの世界
作詞・作曲:倉持陽一、編曲:THE真心ブラザーズ
さすがにまんまなカヴァーだけではまずいと思ったのか、カップリングはオリジナルの力作。収録時間も7分超(①は2分30秒)。短いコーラスを繰り返し、徐々に盛り上げていく手法はディラン的でもあり、どことなくURCの香りも。1~5コーラスまでは、のどかな日常の描写からかすかな苛立ちを紛れ込ませ、最後に「素晴らしきこの世界」と静かに歌っているが、6番からエレキとサックスが入ってサウンドが厚くなり、YO-KINGもシャウト唱法へ。「さてとぼくは何をしようか 少なくとも校舎の窓は割らないよ」なんて反尾崎宣言もありつつ、最後にはポジティブに「世界を変えるよ」と歌い上げる。そこだけ書くとバカみたいだけど、それまでの積み上げ方、誠実さに納得させられてしまう。
③①のカラオケ
定価1000円、中古で315円。
「The Magokoro BROTHERS」の文字が入ったボロボロのギターヘッドのアップ。
Ki/oon Sonyといえば、おなじみのレーベルサンプラーCD「MUSIC CATALOG」が付いた2枚組。以前に紹介したクレアの夏盤と同じ「Vol.4」だった。
真心はTHEが取れてすぐに出た「KING OF ROCK」がかなり衝撃的で90年代後半はライヴにも結構行ったものです。THEが付いていた頃はリアルに嫌いでして今でも聴き直してみようとかあまり思わないんですよねー。でも「素晴らしきこの世界」はベストアルバムにリミックスが収録されていてその後の真心の布石としては重要な曲ではないかと勝手に思ったりします。
Ki/oonは好きなレーベルでした。自分はどうもEpic勢(=PATIPATI系)に抵抗があり、Ki/oonが設立されてソニー系で自分の期待に沿える(かもしれない)レーベルがようやく出来たかな、と軽く喜んだりしました。最初の5年くらいでしたけどね。
最後に私事で恐縮ですが先日本当に秘境駅を訪ねに行ってしまいました。軽くご期待下さい。
乗ろうとすると雨降ったりねえ(笑)
著名人といえば、勝間和代が3代目自転車名人になってちょっと「え~」って思いました。
真心はじつはシングルしか持ってません。「素晴らしきこの世界」はエンケンのライブに出たYO-KINGが歌ってるのを聴いて知りました。Ki/oonを代表するのはやっぱ電気グルーヴなのかな?ほかは結構小粒感があって、それはそれでいいと思います。8㎝好きとしては短冊2枚組が嬉しい。サンプラーのコンプリート目指してます。
お、秘境駅!楽しみにしてますよ!
神山雄一郎とか誰?って感じで
真心はやっぱKING OF ROCKからですかね、ほどなくエレカシもヒットが出て
開き直らなきゃちゃんとやれない人達なんだなぁと強く思ったりしたもんです。
記事にはしていませんが、2010年、2011年も行ってます。今年も行く予定です。
2010年は優勝チームクイズ当てて、新城サイン入りジャージをゲットしました!
自転車ネタは止まらなくなるのでこれくらいで。