失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「モスラの歌」 コスモス 1992年

2009-01-23 | アニメ・特撮
カップリングに伊福部作品も!

「コスモス」は今村恵子と大沢さやかのユニット。昭和の「モスラ」ではザ・ピーナッツが演じていた「小美人」を、このふたりが引継ぎ、主題歌も担当した。

①モスラの歌 東宝映画「ゴジラVSモスラ」主題歌
原案作詞:田中友幸・関沢新一・本多猪四郎、日本語詞:三浦徳子、作曲:古関裕而、編曲:高田弘
「♪モスラヤ モスラ ドゥンガン カサクヤン インドウ ムウ~」元の詞をインドネシア語に訳したものをカタカナ表記にして歌っているらしい。架空の言語かと思ってた。オリジナルのザ・ピーナッツよりはアイドルっぽい雰囲気で。でも、新たに加えられた三浦徳子による日本語の2番は、モスラに疎い私でも、雰囲気違うんでない?と思ってしまう。「主題歌」にするには日本語入れとかないとちょっと…とか言われたのかな。明らかに蛇足。

②聖なる泉 東宝映画「ゴジラVSモスラ」挿入歌
作詞・作曲・編曲:伊福部昭、指揮:高田弘、Supervisor:井上誠
ゴジラシリーズといえばこの人、伊福部昭。詞も書いちゃうんだ。これもインドネシア語?波の音、海鳥の声に導かれるようなホーンのイントロに続き、オーケストラをバックにした女声コーラス(こっちもコスモス?)が荘厳なムードを盛り上げる。コーラスの終了とともにスカッと終わる、3分強の祈りの歌。「Supervisor」に井上誠(元ヒカシュー)の名前が!やっぱり伊福部といえばこの人呼んどかないと、という暗黙のルールがあるのだろう。

③①のカラオケ

定価1000円、中古で100円。
ジャケは小美人(コスモスのふたり)とモスラとゴジラ。詰め込みたいのは分かるけど、スケール感がメチャクチャです。

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