どうしたってB. J. トーマス最大のヒット曲「雨にぬれても」。そしてカップリングが超名曲!
カントリーとR&Bの融合、さらにゴスペル風味も併せ持つアメリカ南部出身の白人シンガー、ビリー・ジョー・トーマス。キリンのタイアップで1995年にリリースされた8㎝を。
①Raindrops Keep Fallin' On My Head 雨にぬれても キリン 太陽と風のビールCF-SONG
(Bacharach/David)
映画「明日に向かって撃て!」主題歌としてアカデミー賞を受賞し、ビルボードNo.1も獲得したBJ最大のヒット曲。バート・バカラック/ハル・デイヴィッドの代表作のひとつでもある。バカラックの名前を聞いて、多くの人が思い浮かべる軽やかなメロディと、軽快なトランペットが鳴るアレンジが聴ける。このタイトルで、こんな軽快でいいのか?と心配になるくらい。日本の梅雨のような湿度の高いイメージではなく、カラッとした西海岸の天気雨って感じ。そんな明るいムードだから思いっきり雨の歌なのに「太陽と風のビール」のCF曲に使われたんだな。YouTubeで鶴田真由(ピチピチ)が出てたCF見た。そういえばこんなのあったなーとちょい懐かしい14年前。
②Rock And Roll Lullaby ロックン・ロール・ララバイ
(Mann/Weil)
はじめて聴いたのは山下達郎のサウンド・ストリート「BJトーマス特集」。1986年の2月だった。達郎が「ロック史上に燦然と輝くスタンダードナンバー」と紹介したのがこの曲。メロウなアレンジ、スィートなメロディライン、印象的なコーラス、そしてBJの慈悲深いお声。すべてが完璧としか言いようがない。アルバム『BILLY JOE THOMAS』のライナーによると、ブライアン・ウィルソンがコーラスで参加の予定だったが、いざという時になって雲隠れしてしまい「それ風」のコーラスをブライアンなしで作ったようだ。まあ72年のブライアンなら仕方ないでしょ。そんな微笑ましい(?)伝説もこのド名曲に花を添える。どうでもいいけどこの短冊には(Bacharach & Davidの名前は表ジャケにアーティスト名と同じ級数で表記されているのに)「Barry Mann & Cynthia Weil」のクレジットがどこを探しても見当たらないのがけしからん!
定価1000円、レンタル落ち50円。
バカラック・ミュージックの表現者として、ディオンヌ・ワーウィックとともにバカラック本人に評価されていたらしい。達郎はバカラックより、バリー・マン作品の歌い手としてのBJにこそ価値がある、と評していた。
それでも達郎の一押しはバリー・マン作品ではなく「マイティ・クラウズ・オブ・ジョイ」というゴスペルフィーリングあふれるナンバーだった。これまた大迫力の超名曲で、困ります。
小ネタとしてはシュガー・ベイブ唯一のアルバム『SONGS』(1975)は、BJトーマスの同名アルバム(1973)からタイトルを拝借したんだって。
カントリーとR&Bの融合、さらにゴスペル風味も併せ持つアメリカ南部出身の白人シンガー、ビリー・ジョー・トーマス。キリンのタイアップで1995年にリリースされた8㎝を。
①Raindrops Keep Fallin' On My Head 雨にぬれても キリン 太陽と風のビールCF-SONG
(Bacharach/David)
映画「明日に向かって撃て!」主題歌としてアカデミー賞を受賞し、ビルボードNo.1も獲得したBJ最大のヒット曲。バート・バカラック/ハル・デイヴィッドの代表作のひとつでもある。バカラックの名前を聞いて、多くの人が思い浮かべる軽やかなメロディと、軽快なトランペットが鳴るアレンジが聴ける。このタイトルで、こんな軽快でいいのか?と心配になるくらい。日本の梅雨のような湿度の高いイメージではなく、カラッとした西海岸の天気雨って感じ。そんな明るいムードだから思いっきり雨の歌なのに「太陽と風のビール」のCF曲に使われたんだな。YouTubeで鶴田真由(ピチピチ)が出てたCF見た。そういえばこんなのあったなーとちょい懐かしい14年前。
②Rock And Roll Lullaby ロックン・ロール・ララバイ
(Mann/Weil)
はじめて聴いたのは山下達郎のサウンド・ストリート「BJトーマス特集」。1986年の2月だった。達郎が「ロック史上に燦然と輝くスタンダードナンバー」と紹介したのがこの曲。メロウなアレンジ、スィートなメロディライン、印象的なコーラス、そしてBJの慈悲深いお声。すべてが完璧としか言いようがない。アルバム『BILLY JOE THOMAS』のライナーによると、ブライアン・ウィルソンがコーラスで参加の予定だったが、いざという時になって雲隠れしてしまい「それ風」のコーラスをブライアンなしで作ったようだ。まあ72年のブライアンなら仕方ないでしょ。そんな微笑ましい(?)伝説もこのド名曲に花を添える。どうでもいいけどこの短冊には(Bacharach & Davidの名前は表ジャケにアーティスト名と同じ級数で表記されているのに)「Barry Mann & Cynthia Weil」のクレジットがどこを探しても見当たらないのがけしからん!
定価1000円、レンタル落ち50円。
バカラック・ミュージックの表現者として、ディオンヌ・ワーウィックとともにバカラック本人に評価されていたらしい。達郎はバカラックより、バリー・マン作品の歌い手としてのBJにこそ価値がある、と評していた。
それでも達郎の一押しはバリー・マン作品ではなく「マイティ・クラウズ・オブ・ジョイ」というゴスペルフィーリングあふれるナンバーだった。これまた大迫力の超名曲で、困ります。
小ネタとしてはシュガー・ベイブ唯一のアルバム『SONGS』(1975)は、BJトーマスの同名アルバム(1973)からタイトルを拝借したんだって。
どちらも好きです。
バカラックがBJに書いた曲では「everybody's out of town」も好きです。
日本ではバリー マンの知名度は圧倒的にバカラックやキャロル キングに劣りますね。
レインソングといえばちょうど一年前、元春の「Rain Girl」の記事を書いていて、都市色さんのブログを発見したことを思い出しました。