
2月21日がバップの日なら、26日はソニーの日だった。
今回は趣向を変えて、CBSソニーのみの短冊を並べる。
この日CBSソニーからリリースされた8㎝CDは全17タイトル。(★は画像に並べたもの)
10EH 3001「YOU WERE MINE」久保田利伸★
10EH 3002「MOON」REBECCA *FITZBEATレーベル
10EH 3003「19 GROWING UP-ode to my buddy-」PRINCESS PRINCESS★
10EH 3004「FOOLISH GAME」ECHOES
10EH 3005「君が心配」The Pepper Boys
10EH 3006「Walking On The River Side」大神剛
10EH 3007「GOOD LUCK [サヨナラは言わない]」石井明美★
10EH 3009「ほほにかかる涙」野田幹子★
10EH 3010「Bye Bye School Girl」MEGU★
10EH 3011「吐息でネット」南野陽子★
10EH 3012「誘惑88」伊藤美紀★
10EH 3013「今夜はパラダイス」松本典子
10EH 3014「卒業」小沢なつき★
10EH 3015「PSST PSST」シブがき隊★
10EH 3016「ブレード・ランナー」相楽晴子
10EH 3018「両手いっぱいのメモリー」渡辺美奈代★
10EH 3019「シンデレラの憂鬱」川島みき
17枚中微妙に新譜でないのは最後の川島みき。「シンデレラの憂鬱」は2月17日にアナログ先行発売。5~6あたりは調べ切れなかったがおそらく8㎝CD・アナログ7インチ・カセット同時発売だろう。
ちなみに抜けている番号が二つあり、
10EH 3008「プラトニックしましょ」ハイ・ファイ・セットは5月21日発売。
10EH 3017「夢かもしれない」伊藤智恵理は3月5日発売。
さらに10EH 3020はなぜか存在せず、
10EH 3021「愛を灯りに」渥美二郎は3月21日発売。
ざっくり言って3001-3010はアーティスト系、3011~はアイドル系。それぞれのトップが久保田利伸と南野陽子なのは納得できる。レベッカ、プリプリも強力盤ではあったが。どう考えてもセールスのトップは南野陽子(3月にオリコン一位を2週獲得)。3010のMEGUはボーダーラインの位置。川島みきは一桁のほうに入れるべきだったが、アナログ先行もあって最後の番号になったのかな。
画像の10枚中、消費税表示のあるセカンドプレスは南野陽子盤のみ(ミシン目は入っている)。
ひとつのレコード会社から完全な新譜としてのシングルが同時に16タイトルもリリースされるって、なかなかない事件だよな。レコード&CDの歴史を振り返ってもおそらく大記録なのでは?バブル景気を背景に、新しいメディア=8㎝CDに対する期待感とCBSソニーの商魂が起こした奇跡。8㎝誕生からは5日遅れたものの、レコード店的には2月21日を凌ぐインパクトがあったのではないかと想像する。
今回は趣向を変えて、CBSソニーのみの短冊を並べる。
この日CBSソニーからリリースされた8㎝CDは全17タイトル。(★は画像に並べたもの)
10EH 3001「YOU WERE MINE」久保田利伸★
10EH 3002「MOON」REBECCA *FITZBEATレーベル
10EH 3003「19 GROWING UP-ode to my buddy-」PRINCESS PRINCESS★
10EH 3004「FOOLISH GAME」ECHOES
10EH 3005「君が心配」The Pepper Boys
10EH 3006「Walking On The River Side」大神剛
10EH 3007「GOOD LUCK [サヨナラは言わない]」石井明美★
10EH 3009「ほほにかかる涙」野田幹子★
10EH 3010「Bye Bye School Girl」MEGU★
10EH 3011「吐息でネット」南野陽子★
10EH 3012「誘惑88」伊藤美紀★
10EH 3013「今夜はパラダイス」松本典子
10EH 3014「卒業」小沢なつき★
10EH 3015「PSST PSST」シブがき隊★
10EH 3016「ブレード・ランナー」相楽晴子
10EH 3018「両手いっぱいのメモリー」渡辺美奈代★
10EH 3019「シンデレラの憂鬱」川島みき
17枚中微妙に新譜でないのは最後の川島みき。「シンデレラの憂鬱」は2月17日にアナログ先行発売。5~6あたりは調べ切れなかったがおそらく8㎝CD・アナログ7インチ・カセット同時発売だろう。
ちなみに抜けている番号が二つあり、
10EH 3008「プラトニックしましょ」ハイ・ファイ・セットは5月21日発売。
10EH 3017「夢かもしれない」伊藤智恵理は3月5日発売。
さらに10EH 3020はなぜか存在せず、
10EH 3021「愛を灯りに」渥美二郎は3月21日発売。
ざっくり言って3001-3010はアーティスト系、3011~はアイドル系。それぞれのトップが久保田利伸と南野陽子なのは納得できる。レベッカ、プリプリも強力盤ではあったが。どう考えてもセールスのトップは南野陽子(3月にオリコン一位を2週獲得)。3010のMEGUはボーダーラインの位置。川島みきは一桁のほうに入れるべきだったが、アナログ先行もあって最後の番号になったのかな。
画像の10枚中、消費税表示のあるセカンドプレスは南野陽子盤のみ(ミシン目は入っている)。
ひとつのレコード会社から完全な新譜としてのシングルが同時に16タイトルもリリースされるって、なかなかない事件だよな。レコード&CDの歴史を振り返ってもおそらく大記録なのでは?バブル景気を背景に、新しいメディア=8㎝CDに対する期待感とCBSソニーの商魂が起こした奇跡。8㎝誕生からは5日遅れたものの、レコード店的には2月21日を凌ぐインパクトがあったのではないかと想像する。
新譜をここまでぶつけてくるとはなかなか無いですね。
これを事務所別とかで見たらちゃんと別れてるのかなぁとか思いましたが、大変なので調査はやめておきます(笑)
Epic盤は並べるほど持っていないのでまたいつか…
他社はポニキャンの中島みゆき「仮面」一枚だけ?
あと、これ言ったらおしまいだけどシングルも12cmCDに移行しないでわざわざ8cmシングルを開発した理由も分かりません。シングルはアルバムより小さいものという意識だったのか、更にコンパクトなメディアを目指していたのか、見分け方の問題か…。
かつて「さらにコンパクトに」を研究したことがあり、1992年6月の筋少8㎝でスジ押しを確認しています。
https://blog.goo.ne.jp/nakamuranaika/e/ca741bf20c35e666a9d0f6cf99182d3b
西尾拓美「憂鬱の鼓動」(1992.7.21)にもスジ押しあり。
8㎝というサイズについてはおっしゃるとおりアナログ12インチ(アルバム)と7インチ(シングル)の関係性をデジタル時代にも維持したかったというのが最大の理由ではないかと思います。マキシシングルの多くはプラケースを薄くしてアルバムとの差別化を図りました。やっぱりシングルとアルバムのサイズがまったく同じだといろいろ困るということでしょう。