オリジナルは泉谷しげる、1972年。
前回の小沢健二「夢が夢なら」って90年代の「春夏秋冬」かもなあ、と思って引っぱりだしてきた8cm2枚。
左、泉谷盤。
①春夏秋冬
作詞・作曲:泉谷しげる
泉谷が80年代後半に結成したバックバンド「LOSER」(吉田建、村上”ポンタ”秀一、仲井戸麗市、下山淳)とともに作ったアルバム『IZUMIYA SELF COVERS』の先行シングルとしてリリースされた。この曲ではゲストにホッピー神山を迎えている。自らの代表曲を最強のバンドでリメイク。しかし、これはU2過ぎるだろー。『ヨシュア・トゥリー』(1987)そのまんまといえばそのまんま。ラノワとイーノが関わっていないなんて信じられない音に仕上がってる。そこんとこが気にならない人にとっては、よくできたロックアレンジのセルフカヴァー。
②ロックンロールにゃ金かかる <マザー・エンタープライズ社歌>
作詞・作曲:泉谷しげる
アルバム未収録曲かな?シンプルなロックンロール。RED WORRIORSからダイヤモンド・ユカイとシャケが演奏で参加している。ちなみに副題の「マザー・エンタープライズ」とは、当時のRED WORRIORSの所属事務所。泉谷しげるはこの事務所と特に関係ないようだが、なんで曲作ってるの?
なんと江口洋介・森高千里・宮田和弥という豪華メンバーをバックにしたライブ画像があった!森高のドラムいいねえ。
定価937円、中古で200円。
タイトル文字は忌野清志郎。
右、松崎ナオのデビューシングル「花びら」。
①花びら
作詞・作曲:松崎ナオ、編曲:渡辺善太郎
デビュー曲にしては地味だな~。松崎ナオは、椎名林檎のアルバムで「木綿のハンカチーフ」をデュエットしているのを聴いていい声だなあと思ってた。
②春の中で
作詞:松崎ナオ、作曲・編曲:渡辺善太郎
歪んだ音のロックンロール。こっちのが曲としては「A面」ぽい感じだが、ヴォーカルもエフェクトかけて歪んでいるので、声の魅力を伝えるには今ひとつか。
③春夏秋冬(ボーナストラック)
作詞・作曲:泉谷しげる、編曲:小倉博和
アコギ2本によるシンプルなアレンジで。編曲の小倉博和は、Bank BandやSUPER CHIMPANZEEなどで活躍しているギタリスト。歌とギターが頭から同時に入る。きっとデビュー前から歌いこんでいたんじゃないかな。これは文句なくナオさんの声が活きた名カヴァー。なんというか、冬っぽい声なんだよなあ。
定価1020円、中古で100円。
ところで、「春夏秋冬」を聴きくらべていて気付いたのだが、泉谷盤では2番のサビ前「きたないところですが ヒマがあったら寄ってみてください~」のパートがまるごと無くなっている(ナオさんはちゃんと歌ってる)。U2アレンジには70年代フォーク調の歌詞がミスマッチと感じた?勝手に歌詞を替えたりしたら、康範に怒られるぞ!…って自作だから関係ないか。自作なら過去の曲をどういじってもいいというわけでもないとは思うが。
前回の小沢健二「夢が夢なら」って90年代の「春夏秋冬」かもなあ、と思って引っぱりだしてきた8cm2枚。
左、泉谷盤。
①春夏秋冬
作詞・作曲:泉谷しげる
泉谷が80年代後半に結成したバックバンド「LOSER」(吉田建、村上”ポンタ”秀一、仲井戸麗市、下山淳)とともに作ったアルバム『IZUMIYA SELF COVERS』の先行シングルとしてリリースされた。この曲ではゲストにホッピー神山を迎えている。自らの代表曲を最強のバンドでリメイク。しかし、これはU2過ぎるだろー。『ヨシュア・トゥリー』(1987)そのまんまといえばそのまんま。ラノワとイーノが関わっていないなんて信じられない音に仕上がってる。そこんとこが気にならない人にとっては、よくできたロックアレンジのセルフカヴァー。
②ロックンロールにゃ金かかる <マザー・エンタープライズ社歌>
作詞・作曲:泉谷しげる
アルバム未収録曲かな?シンプルなロックンロール。RED WORRIORSからダイヤモンド・ユカイとシャケが演奏で参加している。ちなみに副題の「マザー・エンタープライズ」とは、当時のRED WORRIORSの所属事務所。泉谷しげるはこの事務所と特に関係ないようだが、なんで曲作ってるの?
なんと江口洋介・森高千里・宮田和弥という豪華メンバーをバックにしたライブ画像があった!森高のドラムいいねえ。
定価937円、中古で200円。
タイトル文字は忌野清志郎。
右、松崎ナオのデビューシングル「花びら」。
①花びら
作詞・作曲:松崎ナオ、編曲:渡辺善太郎
デビュー曲にしては地味だな~。松崎ナオは、椎名林檎のアルバムで「木綿のハンカチーフ」をデュエットしているのを聴いていい声だなあと思ってた。
②春の中で
作詞:松崎ナオ、作曲・編曲:渡辺善太郎
歪んだ音のロックンロール。こっちのが曲としては「A面」ぽい感じだが、ヴォーカルもエフェクトかけて歪んでいるので、声の魅力を伝えるには今ひとつか。
③春夏秋冬(ボーナストラック)
作詞・作曲:泉谷しげる、編曲:小倉博和
アコギ2本によるシンプルなアレンジで。編曲の小倉博和は、Bank BandやSUPER CHIMPANZEEなどで活躍しているギタリスト。歌とギターが頭から同時に入る。きっとデビュー前から歌いこんでいたんじゃないかな。これは文句なくナオさんの声が活きた名カヴァー。なんというか、冬っぽい声なんだよなあ。
定価1020円、中古で100円。
ところで、「春夏秋冬」を聴きくらべていて気付いたのだが、泉谷盤では2番のサビ前「きたないところですが ヒマがあったら寄ってみてください~」のパートがまるごと無くなっている(ナオさんはちゃんと歌ってる)。U2アレンジには70年代フォーク調の歌詞がミスマッチと感じた?勝手に歌詞を替えたりしたら、康範に怒られるぞ!…って自作だから関係ないか。自作なら過去の曲をどういじってもいいというわけでもないとは思うが。
まさに…タイトルの松崎ナオの名を見てそれを書こうとしたところ…。実際それしか彼女のうたを持ってないからなんだけど。なんか一部分だけしゃがれるっていうか、なんて言ったらいいかわからないけど、このカバーに関しては林檎より全然いい声だと思いました(笑)
彼女も喉が弱いようで、ワンマンとかだと後半声が枯れてしまうことも多いかな。ピッチが不安定な時もままありますが、それが逆に心に響いてくる不思議なシンガーでもあります。
おそらくナオさんの最もメジャーな仕事なんでしょうね。
>林檎より全然いい声
私は最初ぼんやり聴いていて、「おっ椎名林檎ってこんな声色も出るのか!」なんて間抜けなことを思ってた(笑)宇多田ヒカルくらい違う声だとそういう誤解はなかったけど。あのカーペンターズ・カヴァーも噛み合わなさ絶大で結構お気に入りでした。
mikeさん
お~さすが、10回以上ですか!
>温かみはあるのに必要以上にまとわり付かない
なるほど、なんとなく分かるような気がします。
「春夏秋冬」には、その声とキャラがとくにマッチしているように感じました。