プリンス。80年代にこのアーティストに出会えて本当によかった。
この8cmCDのリリースは、1989年。
出会いは大ヒットした映画のサントラ「Purple Rain」。「When doves cry」を最初に聴いたと思うが、第一印象は「かなりキモい・・・」だった。さらにビデオ・クリップは輪をかけてキモかった。この歌い手さんに、これほどのめり込むことになろうとは、最初は全く予想もできなかった1984年。
翌85年にリリースされた「Around the World in a Day」は初めて買ったアルバム。シングル曲「ラズベリー・ベレー」がかなり気に入ったので買ってみた。渋谷陽一の影響もあったのかもしれない。ジャケットからしてサイケ。後半の宗教色の強い感じが、当時は意外な気がした。
86年「Parade」ツアーで初来日。初めて外人さんの公演を横浜まで見に行った。完全に打ちのめされる。確か、The Revolutionの最後の演奏だったと思う。「ファンク」とは何か、を教えてもらったあの日から、私のナンバー・ワン・アーティストは彼になった。リリースされるものは全て買い漁る。過去のカタログも可能な限り手に入れた。
87年「Sign‘O' The Times」。ソロに戻った彼の新作は、信じられない密度の2枚組。未来の音を聴いたと思った。待ち焦がれたが、彼は極東の島国までは来てくれなかった。まあ、浪人だったので来られても困ったのだが。
88年「LOVESEXSY」ツアーで彼と再会。この時は東京ドーム。完全に熟しきっていた。このまま彼はどこまで行ってしまうのか?と心配になるような神がかり的完成度。と思っていたらここまでがピークだった。85~88年の4枚は全て最高傑作。
そうそう、ブートに手を出したのも彼が最初だった。どうしても聴きたくて買ってしまった海賊盤「Black Album」。隣の部屋で鳴っているかのような最悪の音質の中から、どす黒いファンクが聴こえてきたときは震えた。94年に正規リリースされたが、クリアな音で聴くとなぜかあの時の感動はなかった。
80年代はアルバムは勿論、7インチも12インチもCDシングルも見たことないものがあれば全て買っていたので、8cmシングルも少々あり。
ややマニアックな、ドイツ盤の8cm(ジャケットには「3 INCH CD SINGLE」と記載)2枚を。4曲とも「パープル・レイン」時代の曲。
左(実は以前にも軽く紹介。右上に小さく)
①Erotic city (Dance Mix) 7'24
シングル「Let's Go Crazy」のB面に収録されていた、恐ろしく単純でいてファンクの真髄を捉えた傑作。のロング・ヴァージョン。こういう単調な曲は長いほうがトリップ感あり。ちなみに「THE HITS/THE B-SIDES」という3枚組みベストで聴けるのは4分弱のヴァージョン。ブラック・ミュージックが全くダメ、という友人がなぜかこの曲が大好きだったのを思い出す。もの凄く矛盾した話だが。
②I Would Die 4 U 10'15
こっちはもっと長い。アルバム&映画のハイライトに位置する激しく情熱的な曲。熱いっす。でも、10分くらいはまだカワイイ。「AMERICA」という曲のロング・ヴァージョンは22分強あったので、12インチシングルなのに33回転だった。
右
①Let's Go Crazy (Extended Version) 7'35
大ヒットした、ファンク・ロックと言うよりは、かなりロック寄りのナンバー。P. FUNK直系の長ーい語りから入るロング・ヴァージョン。
②Take Me With You 3'51
何でかコレだけ、普通のアルバム・ヴァージョン。私ならここに「Another Lonely Christmas」を入れるけどねえ。
2枚とも確か、1000円くらいだったと記憶している。
関連プリンス
Sexy Mfなど
傑作「LOVESEXY」から2枚
提供作
バングルズ
カヴァー
シンニード・オコナー
この8cmCDのリリースは、1989年。
出会いは大ヒットした映画のサントラ「Purple Rain」。「When doves cry」を最初に聴いたと思うが、第一印象は「かなりキモい・・・」だった。さらにビデオ・クリップは輪をかけてキモかった。この歌い手さんに、これほどのめり込むことになろうとは、最初は全く予想もできなかった1984年。
翌85年にリリースされた「Around the World in a Day」は初めて買ったアルバム。シングル曲「ラズベリー・ベレー」がかなり気に入ったので買ってみた。渋谷陽一の影響もあったのかもしれない。ジャケットからしてサイケ。後半の宗教色の強い感じが、当時は意外な気がした。
86年「Parade」ツアーで初来日。初めて外人さんの公演を横浜まで見に行った。完全に打ちのめされる。確か、The Revolutionの最後の演奏だったと思う。「ファンク」とは何か、を教えてもらったあの日から、私のナンバー・ワン・アーティストは彼になった。リリースされるものは全て買い漁る。過去のカタログも可能な限り手に入れた。
87年「Sign‘O' The Times」。ソロに戻った彼の新作は、信じられない密度の2枚組。未来の音を聴いたと思った。待ち焦がれたが、彼は極東の島国までは来てくれなかった。まあ、浪人だったので来られても困ったのだが。
88年「LOVESEXSY」ツアーで彼と再会。この時は東京ドーム。完全に熟しきっていた。このまま彼はどこまで行ってしまうのか?と心配になるような神がかり的完成度。と思っていたらここまでがピークだった。85~88年の4枚は全て最高傑作。
そうそう、ブートに手を出したのも彼が最初だった。どうしても聴きたくて買ってしまった海賊盤「Black Album」。隣の部屋で鳴っているかのような最悪の音質の中から、どす黒いファンクが聴こえてきたときは震えた。94年に正規リリースされたが、クリアな音で聴くとなぜかあの時の感動はなかった。
80年代はアルバムは勿論、7インチも12インチもCDシングルも見たことないものがあれば全て買っていたので、8cmシングルも少々あり。
ややマニアックな、ドイツ盤の8cm(ジャケットには「3 INCH CD SINGLE」と記載)2枚を。4曲とも「パープル・レイン」時代の曲。
左(実は以前にも軽く紹介。右上に小さく)
①Erotic city (Dance Mix) 7'24
シングル「Let's Go Crazy」のB面に収録されていた、恐ろしく単純でいてファンクの真髄を捉えた傑作。のロング・ヴァージョン。こういう単調な曲は長いほうがトリップ感あり。ちなみに「THE HITS/THE B-SIDES」という3枚組みベストで聴けるのは4分弱のヴァージョン。ブラック・ミュージックが全くダメ、という友人がなぜかこの曲が大好きだったのを思い出す。もの凄く矛盾した話だが。
②I Would Die 4 U 10'15
こっちはもっと長い。アルバム&映画のハイライトに位置する激しく情熱的な曲。熱いっす。でも、10分くらいはまだカワイイ。「AMERICA」という曲のロング・ヴァージョンは22分強あったので、12インチシングルなのに33回転だった。
右
①Let's Go Crazy (Extended Version) 7'35
大ヒットした、ファンク・ロックと言うよりは、かなりロック寄りのナンバー。P. FUNK直系の長ーい語りから入るロング・ヴァージョン。
②Take Me With You 3'51
何でかコレだけ、普通のアルバム・ヴァージョン。私ならここに「Another Lonely Christmas」を入れるけどねえ。
2枚とも確か、1000円くらいだったと記憶している。
関連プリンス
Sexy Mfなど
傑作「LOVESEXY」から2枚
提供作
バングルズ
カヴァー
シンニード・オコナー
>もーごめんなさいと言うしかないですよ
そんなことない、祥さんのも素晴らしい記事でした!
負けないようがんばります!
まだプリンスものはあるぜ、フフフフフ・・・(笑)
まだまだ隠し玉がたくさんありそうでワクワクします。