Winkの20thシングル。
①いつまでも好きでいたくて
作詞:秋元康、作曲:加藤和彦、編曲:門倉聡
加藤和彦が70年代に書いた曲のカヴァーだ、と言われればそう信じそうなほどに90年代感ゼロのフォークナンバー。実際は書き下ろし新曲だったはず。ジャケットの白バック、シンプルな白い衣装(トレードマークのデコラティブな髪飾りもない!)、そしてナチュラルメイクに象徴されるように、社会現象とも言われたWinkのパブリックイメージを裏切ってやろうという意図が楽曲にもはっきり現れている。アンドロイド系人工美が飽和した結果、90年代には逆に不自然なほどのナチュラル志向へ。この振れ幅の大きさについていければいいが、ゆったりとしたアコギのイントロで「こんなのウィンクじゃないっ!」と泣くファンがいてもおかしくない。いや、そんなファンたぶんいない。しかし、これが超いい曲なんだ。声をかけることもできない、片思い。秋元の詞はいつもの過剰なサービス精神をうまく抑えこんだ。情感を込める技のないWinkのおふたりの歌唱が、妙に切なくてよい。「あの素晴らしい愛をもう一度」や「白い色は恋人の色」に匹敵する出来栄えだろう。みんな、この「平成のベッツィ&クリス」の名作をカヴァーしたらいいさ。
②愛を奪って 心縛って
作詞:吉元由美、作曲:井上大輔、編曲:門倉聡
ここはフォーキーで押すところじゃないの?と思うのだが、カップリングは従来のWink路線。硬いダンスビートに、無表情なヴォーカル。う~ん、①とカラオケだけのシングルでもよかったんじゃない?
③④カラオケ
定価1000円、中古で100円。
上で語ったとおり、Wink史上あとにも先にも、ここまでシンプルなジャケットはない。たぶん。
①いつまでも好きでいたくて
作詞:秋元康、作曲:加藤和彦、編曲:門倉聡
加藤和彦が70年代に書いた曲のカヴァーだ、と言われればそう信じそうなほどに90年代感ゼロのフォークナンバー。実際は書き下ろし新曲だったはず。ジャケットの白バック、シンプルな白い衣装(トレードマークのデコラティブな髪飾りもない!)、そしてナチュラルメイクに象徴されるように、社会現象とも言われたWinkのパブリックイメージを裏切ってやろうという意図が楽曲にもはっきり現れている。アンドロイド系人工美が飽和した結果、90年代には逆に不自然なほどのナチュラル志向へ。この振れ幅の大きさについていければいいが、ゆったりとしたアコギのイントロで「こんなのウィンクじゃないっ!」と泣くファンがいてもおかしくない。いや、そんなファンたぶんいない。しかし、これが超いい曲なんだ。声をかけることもできない、片思い。秋元の詞はいつもの過剰なサービス精神をうまく抑えこんだ。情感を込める技のないWinkのおふたりの歌唱が、妙に切なくてよい。「あの素晴らしい愛をもう一度」や「白い色は恋人の色」に匹敵する出来栄えだろう。みんな、この「平成のベッツィ&クリス」の名作をカヴァーしたらいいさ。
②愛を奪って 心縛って
作詞:吉元由美、作曲:井上大輔、編曲:門倉聡
ここはフォーキーで押すところじゃないの?と思うのだが、カップリングは従来のWink路線。硬いダンスビートに、無表情なヴォーカル。う~ん、①とカラオケだけのシングルでもよかったんじゃない?
③④カラオケ
定価1000円、中古で100円。
上で語ったとおり、Wink史上あとにも先にも、ここまでシンプルなジャケットはない。たぶん。
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