失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「緑の季節」 山本潤子 1998年

2014-08-14 | 
山本潤子の4thシングル。

赤い鳥、ハイ・ファイ・セットとリードヴォーカルを務めたグループを成功させ、1994年ようやくソロデビュー。伊勢正三との交流から生まれたこの4thに続き、5th「もしかして二人は」は、伊勢正三&山本潤子のユニット名義でリリースされた。

①緑の季節 ロッテグリーンガムTVCFイメージソング
作詞・作曲:伊勢正三、編曲:新川博
ピアノのシンプルな演奏をバックに、緩やかに歌い出す潤子さん。伊勢正三の描く素朴でじわじわ沁みてくるメロディを、しっとり丁寧に歌い上げる。高音の張りとか声の伸びのピークは過ぎたかもしれんが、圧倒的に表現力は増している。自分の中では森山良子系のイメージだったけど、この曲を聴くとちょっと大貫妙子に近いテイストも感じられた。

②Wind Knot
作詞・作曲:伊勢正三、編曲:新川博
こちらはアコギ中心のアレンジ。全編伊勢正三とのデュエットで、ふたりとも囁くように歌っている。アルバム『Fairy Tale』(1997)からのカット。

③①のカラオケ

定価1020円、中古で100円。
潔く緑でまとめたデザイン。ギターを持つ潤子さんに大きくYの字があしらわれている。裏も内部もほぼ緑。プラスチックトレーも珍しい緑色!意外とディスクは銀色だったけど。

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