
「XTCがデュークス・オブ・ストラトスフィアーに先駆けて変名でリリースしたスリー・ワイズ・メンの幻のシングル」が赤丸内のコピー。
XTCとしてはアルバム『Mummer』をリリースしたのが1983年。85年にはもうひとつの変名バンド「The Dukes of Stratosphear」名義のアルバム『25 O'Clock』を発表している。バンドの創作意欲が旺盛で、いろいろやってみたい時期だったんだな。スリー・ワイズ・メン名義ではこのシングルの2曲のみのようだ。
①Thanks for Christmas
②Countdown to Christmas Party Time
(Kasper/Melchior/Balthazar)
CD盤面にThe THREE WISE MEN=東方の三博士の名前がクレジットされているが、オフィシャルサイトには(Andy Partridge) と書いてある。
オフィシャルのdiscographyから転記。
Japan: CD3, Virgin Japan, VJPR-1, 11/3/1989 [ltd. ed. of 1,500 or 2,000; 6-1/2" x 3-5/8" snap-pack]
シングルCDとしてリリースされたのは日本だけだったらしい。裏ジャケに「Release Researched by Chiharu Tsukada」と耳慣れないクレジットがある。何だかわからないけど、何となく苦労がしのばれる。規格番号が「VJPR-1」というのも渋いが、カッコ内は1500枚か2000枚の限定盤というあいまいな情報、次にサイズが書いてあって、最後の「snap-pack」というのが短冊のことだろう。ふーん「snap-pack」っていうんだ。
で、どこが湾岸系かというと、解説が鈴木博文。ジャケ裏に短冊にしては珍しくびっしり文章が書いてある。まあ、あってもいいけど、なくてもいいかなこの解説。どうせなら歌詞載せてくれた方が…。せっかくなので博文さんの解説を引用。
「①は親しみ易いブリティッシュ・メロディのイントロで始まるゆったりした曲。②は多分、アンディ・パートリッジがリズム・マシーンをおもちゃのように扱って出来たのだろう。」
ホラ、書くことなくなっちゃったよ…
付け加えるなら、①はXTCにしちゃ妙に素直。だから変名にしたのか。②はテクノ・ファンクで、ちょっとヘアカット100とかの(当時の)英国若手勢からの影響を感じる?いや、アンディはもともとそういう人か。アンディらしい中盤のカッティイングがカッコいい!
なんと定価2000円!!!これまで見た中で最高額。一曲あたり1000円って…驚愕のコストパフォーマンスの悪さ。これを超える短冊は存在しないんじゃないかな。今どきDVD付きマキシだってもう少し安いぞ。
で、私は中古屋の「5枚で100円」の箱の中で見つけて購入。ちょっと震えた。
XTCとしてはアルバム『Mummer』をリリースしたのが1983年。85年にはもうひとつの変名バンド「The Dukes of Stratosphear」名義のアルバム『25 O'Clock』を発表している。バンドの創作意欲が旺盛で、いろいろやってみたい時期だったんだな。スリー・ワイズ・メン名義ではこのシングルの2曲のみのようだ。
①Thanks for Christmas
②Countdown to Christmas Party Time
(Kasper/Melchior/Balthazar)
CD盤面にThe THREE WISE MEN=東方の三博士の名前がクレジットされているが、オフィシャルサイトには(Andy Partridge) と書いてある。
オフィシャルのdiscographyから転記。
Japan: CD3, Virgin Japan, VJPR-1, 11/3/1989 [ltd. ed. of 1,500 or 2,000; 6-1/2" x 3-5/8" snap-pack]
シングルCDとしてリリースされたのは日本だけだったらしい。裏ジャケに「Release Researched by Chiharu Tsukada」と耳慣れないクレジットがある。何だかわからないけど、何となく苦労がしのばれる。規格番号が「VJPR-1」というのも渋いが、カッコ内は1500枚か2000枚の限定盤というあいまいな情報、次にサイズが書いてあって、最後の「snap-pack」というのが短冊のことだろう。ふーん「snap-pack」っていうんだ。
で、どこが湾岸系かというと、解説が鈴木博文。ジャケ裏に短冊にしては珍しくびっしり文章が書いてある。まあ、あってもいいけど、なくてもいいかなこの解説。どうせなら歌詞載せてくれた方が…。せっかくなので博文さんの解説を引用。
「①は親しみ易いブリティッシュ・メロディのイントロで始まるゆったりした曲。②は多分、アンディ・パートリッジがリズム・マシーンをおもちゃのように扱って出来たのだろう。」
ホラ、書くことなくなっちゃったよ…
付け加えるなら、①はXTCにしちゃ妙に素直。だから変名にしたのか。②はテクノ・ファンクで、ちょっとヘアカット100とかの(当時の)英国若手勢からの影響を感じる?いや、アンディはもともとそういう人か。アンディらしい中盤のカッティイングがカッコいい!
なんと定価2000円!!!これまで見た中で最高額。一曲あたり1000円って…驚愕のコストパフォーマンスの悪さ。これを超える短冊は存在しないんじゃないかな。今どきDVD付きマキシだってもう少し安いぞ。
で、私は中古屋の「5枚で100円」の箱の中で見つけて購入。ちょっと震えた。
その交渉にあたったのが塚田千春さんです。
ちなみに塚田さんはMIDIにいたり、山下達郎氏のツアーパンフ作ったりしてました。
アンディだけではなく、実質コリンのソロもこの形でリリースされていますね。
塚田さんって「ザ・ローリング・ストーンズ・ディスコグラフィー 1963-1988」の著者と同一人物ですよね。男性?
この短冊って結構WEB上で紹介されていて「ちゃんとマニアに行き渡ってる」感あります。
1500枚~2000枚限定というのは妥当な数字なのかもしれませんね。
ライセンス契約の場合、枚数によって使用料が変わるから、あの枚数に落ち着いたと思っています。
ようやく分かりました!それで2000円という固定客のみを対象とした価格設定になったわけですね。