小沢シングルを1~2枚ずつ忘れた頃に紹介していくシリーズ。
1995年は、元旦の「カローラⅡにのって」から始まり、なんと一年間で6枚の8cmシングルをリリースしていた小沢。倖田來未には負けるが、アイドル並みのペースだな。これは2月28日発売の7thシングル。
ジャケに「小沢健二=筒美京平ソングブック」と書かれているとおり、小沢が歌謡界の大御所と組んだ企画モノである。
①強い気持ち・強い愛
作詞:小沢健二、作曲:筒美京平、編曲:小沢健二・筒美京平
笑っちゃうほど流麗なストリングスに導かれ、いい意味でイタい小沢のハジケ声が溢れ出す。私の世代にはどうにも郷愁を誘う筒美メロディと、天才的なキレを見せていた小沢の詞との完璧なマッチング。歌謡曲にしてはファンキー度の高いバッキング、かと言ってサルソウルというには音のバランスが日本のチャート向けの作りになってる感じ。
②それはちょっと
作詞:小沢健二、作曲:筒美京平、編曲:小沢健二・筒美京平
矢野顕子の超名曲「ひとつだけ」を裏返したようなAメロ。サビでは結婚をせまる女の子に「やめときなって/きっと僕は死ぬまでずっとワガママだから」とかわす。普通に聴くと「何様!?」と怒りを買いそうな詞なのだが、3番の「一瞬の夢を見る」に続くサビで、「関白宣言」もびっくりの、短いフレーズで人生を俯瞰する小沢マジックが味わえる。もちろん筒美氏の曲もドリーミーで最高。
定価1000円、中古で100円。
長らくアルバム未収録であったが、2003年に2曲ともコンピレーション盤「刹那」に収録された。でも中古市場では「刹那」が出る前からレア度は低く、安値で流通していたような気がする。それだけ売れたってことだろう。
世代的には幼い頃に「また逢う日まで」や「サザエさん」で初期化され、思春期に中山美穂やKYON2のヒット曲で慣らされた筒美メロディ。95年当時は再評価的な世間の空気だったような気もするが、別に当時も隠居していた訳じゃない。全盛期のようにヒット曲量産というわけではないにしても、この2曲のクオリティはさすが。
1995年は、元旦の「カローラⅡにのって」から始まり、なんと一年間で6枚の8cmシングルをリリースしていた小沢。倖田來未には負けるが、アイドル並みのペースだな。これは2月28日発売の7thシングル。
ジャケに「小沢健二=筒美京平ソングブック」と書かれているとおり、小沢が歌謡界の大御所と組んだ企画モノである。
①強い気持ち・強い愛
作詞:小沢健二、作曲:筒美京平、編曲:小沢健二・筒美京平
笑っちゃうほど流麗なストリングスに導かれ、いい意味でイタい小沢のハジケ声が溢れ出す。私の世代にはどうにも郷愁を誘う筒美メロディと、天才的なキレを見せていた小沢の詞との完璧なマッチング。歌謡曲にしてはファンキー度の高いバッキング、かと言ってサルソウルというには音のバランスが日本のチャート向けの作りになってる感じ。
②それはちょっと
作詞:小沢健二、作曲:筒美京平、編曲:小沢健二・筒美京平
矢野顕子の超名曲「ひとつだけ」を裏返したようなAメロ。サビでは結婚をせまる女の子に「やめときなって/きっと僕は死ぬまでずっとワガママだから」とかわす。普通に聴くと「何様!?」と怒りを買いそうな詞なのだが、3番の「一瞬の夢を見る」に続くサビで、「関白宣言」もびっくりの、短いフレーズで人生を俯瞰する小沢マジックが味わえる。もちろん筒美氏の曲もドリーミーで最高。
定価1000円、中古で100円。
長らくアルバム未収録であったが、2003年に2曲ともコンピレーション盤「刹那」に収録された。でも中古市場では「刹那」が出る前からレア度は低く、安値で流通していたような気がする。それだけ売れたってことだろう。
世代的には幼い頃に「また逢う日まで」や「サザエさん」で初期化され、思春期に中山美穂やKYON2のヒット曲で慣らされた筒美メロディ。95年当時は再評価的な世間の空気だったような気もするが、別に当時も隠居していた訳じゃない。全盛期のようにヒット曲量産というわけではないにしても、この2曲のクオリティはさすが。
今ではどうして、そんなに変わってしまったの?という質問に誰も答えられません。
蜃気楼のような町で女性2人に声をかけられて、ドギマギしてしまった私。今では、2人の期待を越えられるようなプレイをする自信があるんですけど。
もう10年以上も前なわけですから、そりゃ変わります。
時代も小沢も、そして我々も。
最後の2行は難易度高いですねえ…ツッコミを放棄します(笑)
オープニングは声をめちゃくちゃにしてから元のオーケストラを生かし小沢のボーカルは元を生かしてます。間奏は掛け合いを無くし演奏のみです。TSUTAYAでレンタル可能です。あとでんぱ組もカバーしてます。