「Memory 青春の光」モーニング娘。1999年

お気づきとは思うが、今週はアイドル攻め。

つんくプロデュース、なんて言うまでもないことか。今もメンバー・チェンジを繰り返しながら増殖している恐るべき女の子集団、モーニング娘。の初期のシングルを。

①Memory 青春の光
作詞・作曲：つんく、編曲：前嶋康明
Vocal & Chorus : Morning Musume
Drum：Chris Parker　
Bass：Will Lee
Guitar：Hiram Bullock　
Percussion：Bashiri Johnson
keyboard & Programming：Yasuaki Maejima
Turntable：D.J. Riz　
Rap：L The Headtoucha

クレジットが長くなった。私はよく知らないのだが、NYジャズ～フュージョン・シーンでは有名なミュージシャン達らしい。一聴して、妙に（と言ったら失礼か）レベルの高い演奏に耳が引きつけられる。間奏のギターのグルーヴ感などタダモノではない雰囲気がプンプン。ただしこの曲の魅力は演奏が優れている、ということだけではない。この曲、つんくというソング・ライターの多分最高傑作なのではないかな。そんなに聴いてないのに、断言するのはやや気が引けるが。
基本的に私はつんくファミリーのおミズっぽい、喉を絞るようなヴォーカル・スタイルは苦手である。しかし、その（私にとっての）ディスアドバンテージを補って余りある、哀愁を漂わせる名曲。サビの「新しい　彼女の事　私の様に　愛さないで」の部分は、裏表のある深いフレーズだと思う。
リードはなっちなのかな？それすら聴き分けられないド素人で申し訳ない。OASISのセカンド似のジャケット写真で、ピントがあってるのはなっちだけだから、多分そうだろう。

この曲が思ったほど売れなかったので、つんくの迷走が始まった、と言われているらしい。えー、でも売れてたじゃん、と思うのはメジャーを知らない者の発言なのかな…

②Happy Night
作詞・作曲：つんく、編曲：小西貴雄
ライブでの盛り上げ用、と思われるアッパー・チューン。これの発展型が「LOVEマシーン」か。

③Never Forget
作詞・作曲：つんく、編曲：小西貴雄
この曲は「Vocal: Asuka Fukuda, Chorus: Morning Musume」とクレジットされている。
つまり福田明日香のソロ作品。彼女のグループ卒業に合わせたお別れの曲。曲自体は、あざといと言えばあざといんだけど、この子は一番素直に歌えてたよなあ。まあ、このくらいまでの歴史は、浅ヤンで見ていた。

④①のカラオケ
職人的な演奏に、やらされ感の強いモー娘。のコーラス・ワーク。カラオケもなかなか聴かせる。

定価1121円。レンタル落ちで「200円」のシールが貼ってあるが、セールで50円だった。古本屋で購入。

オランダの薔薇さんの記事を参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。

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